波紋125 ページ39
『ここ…ですよね』
一期「…………今から帰りませんか？」
『それ、私のセリフです』
私と一期さんは大樹さんの本丸前に来て思わず口を開いてしまった
約束の日時、こんのすけさんに頼んで大樹さんの本丸に連れてきてもらったのはいい
昨日買ったお団子も持って長谷部さんがくれた傘を差して、少し緊張しながら足を進めていた
でも本丸前についた時、その緊張が吹っ飛んでしまった
なんせ本丸前にデカデカと"ようこそ我が本丸へ☆"と書かれた紙が貼られていたのだから…
なにやってるんですかね大樹さんは…
雪「あー！レイお姉さん！」
溜め息をついていると後ろから太郎さんと雪君がこちらに向かってきた
そしてその紙を見るとｳｹﾞｪと声を漏らして見るからに嫌そうな顔をしている
太郎さんもﾊｧと溜め息をついていた
雪「大樹もくだらない事するよね〜…レイちゃん、近侍代えたの？」
『え、…あぁ！長谷部さんの事？代えてないよ？今日は一期さんが付き添いで来てくれてるの』
雪「へぇ〜、じゃあさっさと入ろっか！」
『でも大樹さん待ってないと…』
雪「いいのいいの！大樹はどうせ今頃「寝坊したぁぁぁぁぁ！！」…って言ってると思う…てか言ってるね」
太郎「いつもの光景ですね」
『いつもなんですか…』
一期「…騒がしいですな」
玄関から慌てて飛び出してきたのは、寝間着姿の大樹さん
あ、帯解けかかってますよ
雪「よっ！大樹！」
大樹「よ…よぉ…」
『大丈夫ですか？』
大樹「な、なんとかな…取り敢えず、上がっててくれ」
雪「じゃあ遠慮なく〜！遠慮なんてする気ないけどね〜！」
太郎「あぁ、主…また転んでしまいますよ」
雪君は走って玄関に飛び込んでいった
相変わらず可愛らしい…
大樹「レイちゃんも、上がっててくれ…案内は頼んであるから」
かなり慌てて来たのか息を必死で整えている
一期「では行きましょうかレイ殿？」
『え、…はい』
大樹「案内は三日月に頼んであるからなぁ〜」
大樹さんの言った通り、玄関に入ると三日月さんが待機していた
三日月「待っておったぞ？雪坊は先に行っておる」
『案内、よろしくお願いしますね？』
三日月「あいわかった」
一期「レイ殿、傘をお持ちいたしましょう」
『いえ！大丈夫ですよ！』
お団子を持たせてしまっているうえに傘まで持たせられない
傘は自分で持って三日月さんに案内してもらった
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葵 - 初めまして、いつも読ませてもらっています！早速なんですが、厨担当が厨短刀になってますよ！初めてコメントするのにすみません！これからも応援しています。 (2018年7月28日 20時) (
レス) id: 5fb93d012b (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 虎苺さん» ご指摘ありがとうございます！修正する前に読み直してみたら「じじいより長ぇ！！」と一人で大笑いしてしまいましたｗありがとうございました！ (2016年7月18日 21時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
虎苺(プロフ) - うぐの鍛刀時間は3:20ですよー。4:20になってます(＞人＜;) (2016年7月18日 21時) (レス) id: 56d38a1884 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - (夏｀ω´)ﾉ茄さん» こんにちは！いつもありがとうございます！ご指摘いただいたところは修正しました！ありがとうございます！今後も応援よろしくお願いします☆ (2016年7月18日 16時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
(夏｀ω´)ﾉ茄(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて貰ってます！波紋129の最後の方で名前の誤変換がありました。たぶん「何のプ(人1)だこれは」となっていると思います。勘違いだったらすみません;;更新待ってます (2016年7月18日 15時) (レス) id: 5ed2fa6b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒にゃんもす | 作成日時：2016年7月10日 11時
