波紋92 ページ3
『<愛さん、この本丸をよろしくお願いします>』
そう言って見習いの前に立つ
もう全員に霊力の糸が繋がっている状態か…
その本体は今、目の前にある
切り捨てたい、壊したい、消し去ってやりたい
そんな怒りを抑えつつ軽く笑顔を保った
なんでこんな奴にレイの笑顔を見せなきゃいけないんだ
…笑顔作ってるのは俺だから複雑だけどな
未だに見習いの前から鶴丸と加州が退くことが無い…
ホント、邪魔だよな
お前らも一緒に切り捨てようか?
『<愛さん…>』
そう呟き手を前に出した
勿論、握手するため…いや、前に出させる為か
案の定見習いは鶴丸たちの前に出て何がおかしいのか笑いながら俺の手を取った
『<お前さ、レイが居なかったら死んでたの分かってんのか?>』
愛「は?」
俺は隠していた本体で見習いから繋がっている霊力の糸を遮断した
しかし俺が刀を持っていることに感づいた鶴丸に邪魔をされ、半分しか切る事が出来なかった
愛「ヒッ…な、なにするのレイちゃん!!」
鶴「お前っ!!」
鶴丸が刀を向けてこちらに向かってくる
霊力の糸が切れたのは…半数分か
半数の刀剣が床に膝をついた状態で呻いている
しかし未だにこちらに敵意を見せていることから、体内に見習いの霊力が残留している可能性があった
動くことはできないだろうが…
ガキンッ!!
鶴「やはり殺しておくべきだった!!」
『<おいおい、主に向かってそんな口を利くとは…躾がなってないな(ガンッ!!)>』
鶴「グッ…ゲホッ…」
『<操られているにしろその姿で、その声で…主であるレイに反抗するとは…嘆かわしい>』
愛「鶴丸っ!!レイちゃん!!何をするの!?」
『<なぁ、いいかげんさ…解けば?その術>』
愛「なっ…何を言ってるのかわからないわ!!」
ガンッ!!と床に見習いを押さえつけて刀を振り下ろそうとした時
残っている刀剣達が抜刀してこちらに向かっていた
一期「愛殿から離れろっ!!」
安定「殺すっ!!」
小狐「主様!!このっ!!」
一度見習いから離れ、刀を肩に乗せた
向かってくる奴らって…切ってもいいよな?
破壊さえしなければいいんだよな?
後で来る政府の奴の治してもらうか…
『<すまないな、俺は今手加減できんぞ>』
フラリフラリと切りかかってくる刀を避ける
そして持っていた本体で向かってきた奴を切りつけた
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葵 - 初めまして、いつも読ませてもらっています!早速なんですが、厨担当が厨短刀になってますよ!初めてコメントするのにすみません!これからも応援しています。 (2018年7月28日 20時) (レス) id: 5fb93d012b (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - 虎苺さん» ご指摘ありがとうございます!修正する前に読み直してみたら「じじいより長ぇ!!」と一人で大笑いしてしまいましたwありがとうございました! (2016年7月18日 21時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
虎苺(プロフ) - うぐの鍛刀時間は3:20ですよー。4:20になってます(>人<;) (2016年7月18日 21時) (レス) id: 56d38a1884 (このIDを非表示/違反報告)
黒にゃんもす(プロフ) - (夏`ω´)ノ茄さん» こんにちは!いつもありがとうございます!ご指摘いただいたところは修正しました!ありがとうございます!今後も応援よろしくお願いします☆ (2016年7月18日 16時) (レス) id: 0a8de8ba0c (このIDを非表示/違反報告)
(夏`ω´)ノ茄(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて貰ってます!波紋129の最後の方で名前の誤変換がありました。たぶん「何のプ(人1)だこれは」となっていると思います。勘違いだったらすみません;;更新待ってます (2016年7月18日 15時) (レス) id: 5ed2fa6b1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒にゃんもす | 作成日時:2016年7月10日 11時