【刀剣乱舞】アルビノ少女と刀剣男士3

波紋101 ページ12

『近侍にする人はもう決まっています……へし切長谷部さん、貴方に任命します』


長谷部「わ、私ですか！？」


『えぇ！今この時から貴方が私の近侍です！』



いきなりの御指名でワタワタと慌てている長谷部さん

意外だったのか皆は驚いて長谷部さんを見ていた

私はこの本丸に来て直接長谷部さんとお話しした事は挨拶くらいしかなかったけど…

しっかりお仕事を手伝ってくれたりする人NO1だと短刀達から聞いたことがあった

別にサボりたいとかじゃないよ！？

しっかりサポートしてくれる人が近侍の方がいいかなぁっと…



黒「…なんとなくレイが考えてる事分かった」


『………；』


黒「いいんじゃないか？他でもない"主"の決めた事だし異論はないだろう…なぁ？」



黒狼がそう言うと意義がありそうだった人達がｼｭﾝと大人しくなった

主、を強調したのはワザとだろう



一期「では仕方ありませんね…ですが近侍はいつでも交代可能なので」


加州「そうだね、いつでも代えられるから」


鶴「長谷部に飽きたら俺にしろよレイ！」


三日月「はっはっは、夜の近侍は俺が務めようか？」


全「アウトォォォォォォォォォーーーーー！！！！」


黒「うるせぇ」



少しずつでいい

皆と笑顔で暮らすために頑張るぞ！






ｽｯ…



獅子「なぁ、…悪いんだけど、手入れしてくれないか…(ﾊﾟﾀﾝ)」


『獅子王さぁぁぁぁん！！？？』


黒「ヤベェ、忘れてたわ」



襖を開けて入ってきたのは獅子王さん

もう入ってきた瞬間重傷で…

一体何があったの！？敵襲！？



黒「悪い、お前の存在すっかり忘れてて」


『(ﾋﾟｸ)…黒狼、どう言う事？』


黒「いや〜…重傷にしたの俺なんだわ」



へラッと笑いながらそう言った黒狼

獅子王さんに霊力を流し込んでいた手に力が入り、流し込んでいた霊力×10くらいを流し込んでしまった

それによって霊力がMaxを超えた獅子王さんからｸﾞﾊｯっと声が上がったが…

私の怒りのMax度に比べたら軽いものだ←え



黒「え…ちょっ！待て待て！！」


『問答無用(ｽﾗﾘ)』


黒「それ俺の本体だから！！；」



黒狼を手にして抜刀

そのまま黒狼の真横に突き刺した

ﾋﾗﾘと少々髪が落ちる



『忘れてた？普通忘れないよね？(黒笑)』


黒「落ち着けって…な？；」


『これが落ち着いていられるわけないでしょう！？(ﾌﾞﾝｯ)』






この後、色々あって黒狼は軽傷を負うことになった(笑)

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