紫陽花の呪いは僕らを繋ぐ[ハイキュー！！]2

紫陽花70 ページ27

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貴方「すいません、遅くなりました」

カランと音を鳴らして入口から入る。

二口「遅えよ、店長の運転が」

店長「そんなっ」

器用にお皿を腕に置いて片付けている二口先輩は、

店長の肩を軽く小突いた。

少しでもズラせばお皿割れちゃうのに、器用だなあ、本当に。

なんて、1人で感心してたら

二口「ぼさっとしてんな、早く着替えて来い！」

って怒られた。

そうだ、入口から入ってるもんね。

すいません、と また会釈して裏へ向かった。

後ろで

「ゲッ あんたら…！」

って声が聞こえるけど、気にしない←


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いつもの制服に着替えると、

早速お客様の対応に入った。

貴方「おかえりなさいませ、お嬢……て、潔子達…」

奥のテーブルに向かえば、先程まで一緒だった人達で…

なんか、気まずいというか、恥ずかしいというか…

菅原「なあ、ゆかりん、『お嬢…』の後聞きたいなぁ！」

にやにやしないでください…

女子2人の目が輝いている…

くっ…菅原先輩め…図ったな！←

貴方「おかえりなさいませ、お嬢様方、旦那様方」

ここは営業スマイルで押し通すことにした←

谷地「ゆかくん、かっこいいね！！

わ、私なんかがお嬢様なんておこがましい…！

埋まってきます…」

縁下「どこに！？」

席を立とうとするちーちゃんを必死に押さえる先輩方男性陣。←

なんとか落ち着かせて、仕事に戻る

皆様お忘れだろうけど、こっちは忙しいんだからね！！←

貴方「お嬢様はお嬢様でございます。

さあ、ランチは何にいたしましょう？」

清水「じゃあ、メニューの…」

この喫茶店は、あくまで執事風

フツーのご飯はある程度そろってたりする。

というか、店長があんな感じだから()

ゆるーく定食屋みたいになってる感は否めない…

貴方「では、出来るまでお待ちください」

会釈をして微笑んだ後は、次のテーブルへ。

他のバイトの先輩もかけつけてくれたけど、

それでも忙しかった。

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お久しぶりです。
今年もよろしくお願いします。
私の受験、
兄の引越し、
母が倒れ、
父の通院、
祖父の入院と手術ときていました。

まだ祖父の体調は悪くなるばかりで忙しいのですが、

これからもご愛読くださいますよう、よろしくお願いします。

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