紫陽花の呪いは僕らを繋ぐ[ハイキュー！！]2

紫陽花59 ページ16

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女の子「…や」

お母さん「…また来るから、ね？」

むぅ、と口を尖らせる女の子。

昔の双子ちゃんを思い出した。

舐めていた飴の棒を持ち、

女の子に触らないように 尖らせた口を人差し指で ちょん と触る。

貴方「お姫様、立派なレディになるには、我慢も時には必要なのです」

シャツから渋々手を離した女の子を下ろす。

膝をついたまま頭を撫でると、

女の子は口をギュッと結び、目に涙を浮かべた。

あぁ、心が痛い…

女の子「も、会えない？」

僕の腕を小さな手でぺちぺちと叩く。

貴方「そうですねぇ…

お姫様が本当に会いたいと思う時には、

お会い出来るかもしれませんね」

そう言って微笑むと、女の子は少し頷いた。

お母さんはその頷きを確認すると、お会計を済ませて戻ってくる。

その親子を手を繋いで、

ゆっくりとこの店の扉を閉じた。

女の子「ばっばい！(ばいばい！)」

輝かしい笑顔を、次はいつ見ることが出来るだろうか。


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女の子に気に入られたゆかりん…

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• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
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