ep.14 ページ16
A「バイク…?」
乗っている人はまだわからない。
バイクはそのままカマキリを登って行く。
まさか。
バイクに乗りながら首を狙って…?
バイクに乗っている奴の片手には凄く大きなチェーンソーが見える。
やはりまさかなのか…?
呆然とするしかなかった。
チェーンソーはバイクと同じくらいうるさい音を出しながら回っている。
A「…っ!」
チェーンソーが首に当たった瞬間…
カマキリ「ーーーーーーーーーー!!!」
カマキリは声ではない声を発して頭を首の皮一枚で支えてる状態となっている。
もうぶらんぶらんだ。
バイクの人は片手で重そうなチェーンソーを持ちながらバイクを器用に運転して私の前で止まった。
A「貴方だれ…?」
チェーンソーもだんだんととまってくる。
?「俺ですよ」
聞き覚えのある声でヘルメットを外した。
A「!!!…東雲…涼…」
そこにいたのは、さっき自己紹介してくれた
東雲 涼くんだった。
涼「A隊長。一人じゃないんですから。
俺を呼んでくださいよ。」
私は涼くんの目を見れなくなって、カマキリに向けた。
カマキリは、最後の力を振り絞って自分の首を切り落としていた。
A「私は…補佐なんていらない…。
違う…。一緒に…」
いらないんじゃない。
A「一緒に居られないの…」
私は蟲丁を地面に落とした。
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作者名:かえぴょん | 作成日時:2015年5月20日 7時