ep.9 ページ11
会議が始まって20分弱。
内容はいつもと変わらずまずは一人一人近況報告だ。
日向「…次。最後。A。報告お願い。」
A「はい。第一部隊では特に緊急出動も無く、最近平和になってるなあと感じております。
まあ、そのような油断をついて蟲たちもくるのかもしれないので第一部隊には油断するなといつも言っています。」
日向「確かに最近蟲の動きが全くないわね。
Aの言っている通りみんな油断しちゃだめよ。
油断が一番危ないからね。
…さて。これで一応近況報告は終わったんだけど…。」
日向は携帯を使って誰かと連絡を取ってるようだ。
大橋さんか、本部長だろう。
私の仕事終わった感じかな…これ。
その時、会議室の扉があいた。
大橋「やあ、皆さん。お揃いで。
今、日向ちゃんには連絡したけど新人を連れてきたよ。」
それに続けて、入っていいかな?と日向に問う。
扉からひょこっと顔を出して楽しそうに言う大橋さん。
日向「大橋さん。お疲れ様です。
どうぞー。Aが会議遅刻してこんな時間になりました。」
日向の視線が怖いです。凄く。
大橋「まあ、いいじゃないか。
さっ!新人くん。君たちも入って!」
…たち?
大橋さんの声につられて入ってきたのはさっき会った紫苑くん。
それとーーーーー
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作者名:かえぴょん | 作成日時:2015年5月20日 7時