きゅー ページ10
『ありがとうって?』
｢そのままの意味だよ｣
sya｢お礼言われるようなことやっとらへんで｣
｢僕ね、ここに来たかったんだ｣
『は？』
そう言われ、2人が辺りを見渡すと先程の景色とは違い、地獄のような景色でした
『なんやねん、これ…』
sya｢何処や！此処｣
｢此処はね、あの世とこの世の狭間なんだ｣
『僕ら帰れるん』
sya｢帰れへんとか言ったら許さへんでな｣
｢これ以上先に進まなかったら大丈夫だよ｣
『ほんまに？』
｢うん｣
｢だから、此処からは一人で行くね｣
sya｢おう｣
｢ありがとう｣
そう言って少年は進んで行きました
途中で振り返り
｢このまま戻ったら仲間のところに戻れるよ｣
と言いました
『そか、ありがとな』
｢じゃあね！バイバイ！｣
sya｢気ぃつけろよ〜｣
そう言ってシャオロンたちも引き戻しはじめました
『……なぁシャオ？』
sya｢なんや｣
『アイツらホンマにおるんかな』
sya｢おるやろ｣
『……せやな、アイツらがおらへんわけないわな』
sya｢兄さん、いつ帰ってくるんやろな〜｣
『あれ？帰ってきとるんや無かったっけ』
sya｢え？知らへんけど｣
『あれぇ？』
sya｢まぁ、帰ったら分かるか｣
『せやなぁ』
『いつつくん？』
sya｢あの餓鬼嘘ついたんとちゃうやろな｣
??｢嘘はついてないゾ｣
『!グルッペンか』
gr｢ああ、お前たちは今、狭間に居るのか｣
『おん』
gr｢厄介なことになったな｣
sya｢ん？｣
『なんでや』
gr｢お前たち、今武器は？｣
『一応』
sya｢あるで｣
gr｢そこら辺に地蔵ないか？｣
『……あるで』
sya｢グルッペン、お前さ｣
gr｢あるのか｣
『地蔵壊せとか言わへんよな』
gr｢言うゾ｣
『｢……｣』
gr｢一つくらい大丈夫だ｣
『あのさぁ』
gr｢ん？｣
『罰当たりすぎへん？』
gr｢だから、一つくらいは大丈夫だ｣
sya｢ホンマなんやろな｣
gr｢あぁ｣
｢壊したら、何があっても振り返らずに走れ！｣
『振り替えったら？』
gr｢死.ぬだろうな｣
『…わかったわ』
sya｢はぁ、ぶっ壊して走ればええねんな？｣
gr｢そうだ｣
『あとで説明しろよ』
gr｢とりあえず帰ってこい｣
『はぁ…』
『やろか』
そう言って2人で地蔵を攻撃しました
『すごい音』
(ﾀﾞｯ!)×2
壊れた瞬間2人は流石といったスピードで走りはじめました
途中
｢助けて！｣
｢痛いよ…苦しいよ…｣
といった声が聞こえても、2人はスピードを落とすことはありませんでした
そして
(ﾊﾟﾘﾝ)
『よっしゃ！』
sya｢抜けた！｣
(ｼｭﾀｯ)
(ﾄﾝ)
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ルノ(プロフ) - カフェオレさん» 返信遅れて申し訳ないです…ありがとうございます！頑張ります (2022年8月27日 6時) (
レス) id: fe1938aed1 (このIDを非表示/違反報告)
カフェオレ - 面白いので楽しみに待ってます笑。 (2022年8月13日 19時) (レス) @page13 id: bd78632b34 (このIDを非表示/違反報告)
ルノ(プロフ) - フィルライさん» ありがとうございます！頑張ります！(｀・ω・´)ゝ (2021年6月21日 22時) (レス) id: fe1938aed1 (このIDを非表示/違反報告)
フィルライ(プロフ) - 続きが、気になるぅ〜。更新頑張ってください(*≧∀≦)人(≧∀≦*)♪ (2021年6月20日 20時) (レス) id: 5dffbeb247 (このIDを非表示/違反報告)
ルノ(プロフ) - lieさん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年3月2日 22時) (レス) id: fe1938aed1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルノ | 作成日時：2019年11月16日 23時
