Episode.30 ページ30
Aside
コラボが苦手な私ではあるが、みきぽんさんとりささんには以前からよくしていただいていて、今となっては私のお姉さん的存在である。
この仕事の依頼が来た時には、大好きな2人と仕事ができる!と舞い上がっていた。
しかし今のメンタルではすみやかに自己嫌悪に陥る未来しか見えない。
り「むしろ自分には何が足りないと思う?」
「し、辛辣〜!!」
虫「りょうくん…それは鬼畜すぎんか」
ニヤニヤと笑うりょうくん。
「ん〜なんだろう、覇気がないとか…?生活がだらしないとか?あ、やっぱり顔…?」
だめだ、考えているうちに悲しくなってきた。
虫「僕たちには分からんからさ、ぽんりさの2人に相談してみればいいやん」
「おじいちゃん…いや、虫さん…!神か!?」
て「じゃあとりあえず一旦明日を待ちましょうか」
「新しい私に乞うご期待!」
カメラに向かってキメ顔をつくり、撮影が終わる。
気づけばもう深夜0時をまわっていた。他のメンバーがまんぷくやに行くか?なんて話をしているが、私は明日に備えて早く寝よう。
*
「…ということなんですよ」
関根りさ「なるほどね〜」
かわにしみき「かわいいわ〜Aちゃん」
「かわ…!?」
都内某所の撮影スタジオにて、私はことのあらましをざっくりお話した。
雑誌の撮影ということで、パーティードレスのようなキラキラの衣装を見に纏った彼女たちは最高に輝いています。一方私はというと、あろうことかお2人と揃いの衣装を着て、ヘアメイクアーティストの方に施しを受けてはいるものの、やはりお2人と並ぶのはとても気がひける、といった状態でございます。
り「ん〜なんだろね、やっぱり東海オンエアのあのメンバーといると女の子らしさが薄れるんじゃない?笑」
み「あ、洋服とかね」
「おっしゃる通りです」
てつやの家に住んでいると、気づけばスウェットのような服ばかり着てしまっている。ひどい時はその四捨五入するとパジャマ、みたいな服で動画の撮影に臨んだりもしてしまう。
その辺の意識をまずは改善した方がいいのかもしれない。
り「じゃあさ、私たちでAちゃんをプロデュースしてみるのはどう?」
「プロデュース?」
り「そそ、メイクとかコーディネートとか」
み「超楽しそうじゃん!ぽんりさとAちゃんの初コラボってことだね!」
「え…!いいんですか…?」
り「もちろん!いつか3人でコラボしたいねって話してたの」
「一生ついていきやす!」
女神だ…!
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もっちゃん(プロフ) - あすはみさん» わあ!とっても嬉しいです!!ありがとうございます!ご期待に応えるべく、更新頑張りますね〜!コラボの件、了解です。楽しみに待っていてくださいね! (2017年9月27日 18時) (レス) id: d3ef632549 (このIDを非表示/違反報告)
あすはみ - いつも見てます!!面白くてついつい更新まだかなぁーなんてチラチラ見ちゃいます(笑)他のYouTuberの方とのコラボを書いて欲しいです!! (2017年9月27日 9時) (レス) id: f59bc7c500 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もっちゃん | 作成日時:2017年9月24日 14時