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軽く ぎゅってされてたおかげでだいぶ落ち着いたわたしは、調子に乗って口を開いた。
『 デクくんて普段は女の子に弱いのにさ、 』
「 うん…？ 」
『 こういうときめっちゃ頼りになるよね 』
「 えっ、そ、そうかな… 」
へへ、よかった〜 なんて嬉しそうな彼に、
あと、ちょっと大胆って付け足すと、
「わっ！ご、ごめん！つい…！」と
離れてしまいそうになったから咄嗟に服を掴んで阻止した。
それから少し経って、
パッ
『 ついたー！！！ 』
明るさよおかえり！
暗いとよく見えないから平気だったけど
明るくなるとこの体制なかなかに恥ずいぞ。
じわじわと恥ずかしさが押し寄せてきて、
とりあえずそっとデクくんの首元から顔を上げようとする。
「 あ、まって今顔上げちゃだめ 」
『 え、どして？ 』
「 …だめ 」
どうやらデクくんは"だめ"しか喋れなくなったようなので、ここは強行突破を試みようと思います！
『 ふん！ 』
A選手、素早い回転でデクくんの腕からすり抜けることに成功ー！！
はいそこ拍手ーー！！！
「 あっちょっ！だめこっち見ないで！ 」
うわあぁぁぁ、と小さく唸りながら、
全力で手で顔を隠すデクくん。
その丸くなった背中をつんつん、と指でつつく。
『 デクくんあのね残念だけどね 』
「 … 」
『 真っ赤なお耳が隠せてないよ 』
「 え？！ 」
み、耳まで？！と慌てて今度は耳を隠すけど、時すでにおそしです。わたしばっちり見たんで。
「 せっかくさっきまでいい感じだったのに… 」
暗いから赤いのバレずに済むと思ったのに…
はあ…カッコ悪い… 」
なにやらブツブツ言いながら、
ちっちゃくなって落ち込むデクくん。
小動物すぎない？？かわいいなこら？？？
『 元気出して！
デクくんはかわいいからもう充分だよ！！ 』
「 だからかわいいはいやだああああああ 」
ほんとはさっき、デクくんかっこよかったよって
言おうかと思ったけど、やっぱり秘密にしておこう。
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1日おバイトがんばってここ覗いてみたらhit数も評価もお気に入りもとんでもないことなっててびびってます、みなさん本当にありがとうございますだいすきです(＾＾)
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むめーです。 - まずはありがとうございます!じゃんけんで腹筋が破裂しました（こちら生きてます）最高作品ありがとうございまァァす!!応援してます! (2022年12月6日 22時) (
レス) @page19 id: b77e78df3f (このIDを非表示/違反報告)
しろごま - 更新頑張って下さい!!応援してます!! (2022年9月17日 8時) (レス) @page19 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
奈々丸 - デク好きさん» 凄く分かりますw (2019年4月5日 15時) (レス) id: 5eae78ade2 (このIDを非表示/違反報告)
デク好き - じゃんけんぽんを想像してしまったｗｗｗ (2018年9月25日 21時) (レス) id: 0f3a312144 (このIDを非表示/違反報告)
いぬじゅん。(プロフ) - 初めまして!もちむぎ玄米さんの作品、皆可愛くて心が浄化されます*初のお気に入りの作者さんに登録させて頂きました。とっても大好きです応援しています! (2018年9月16日 23時) (レス) id: e4b5531240 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちむぎ玄米 | 作成日時：2018年8月14日 2時
