続き 彼side ページ2
僕が手を広げたまま数分、少し腕が疲れてきた
「…僕に何時までこの体勢でいさせるつもりだ？今すぐ首をはねてしまうよ」
羞恥心でしかないこの体勢を後輩に見られるのは失態と並べて良いほど恥ずかしい
けれども中々彼女からのハグは来ない
『待ってください……心の準備がぁ…』
流石にここまで待たされたら僕も羞恥心から不快に変わる、そんなに僕とのハグが嫌なのか
待たされれば待たされる程イライラと不満が募る
「…嫌なのか？僕とのハグは」
少し突っ撥ねた声でそうゆうと彼女は即座に首を横に振る
違うのか？
『いやその…私男の子とか慣れてなくて…急にハグなんて言われてもスマートに受け入れられませんって…』
顔を赤くしてこちらを見る彼女に一気に体温が上がる
手も顔の赤面も行き場を無くしてもう勢いで彼女にハグをした
我ながら恥ずかしい
「…これが終わったら首をはねてしまうからね」
『…待ってくださいって言ったじゃないてすか…』
…あぁ彼女は今ユニーク魔法を無意識に発動しているのか
甘い匂いが鼻に入ってくる、臭くはなく寧ろ良い匂い
『ローズハート寮長？』
「…何故"ローズハート寮長"なんだ」
『…ゑ』←
「…リドルでいいだろう、僕もAと呼んでいるし君も名前で呼べ」
『…ローズハート寮長まさか…』
私ユニーク魔法発動しちゃってます…？
彼女がそう言い終わる前に更に力を強めた
『ぐるじ…』←
「リドル寮長」
普段なら絶対に言わないが今だけはユニーク魔法の所為だ
『……ローズハート寮長』
「…」
『…ローズ寮長』
「…」
『…リ…ド……ル寮長…ぐっふぅ…』←
力をちょっとだけ強めた←
『…リドル・ローズハート寮長』
「…遠くなった、そんなに僕の名前を呼ぶのは嫌かい？」
『…今日の寮長変ですって…私の所為もあると思いますけどその…だって急に名前は言えませんからフルネームで少しずつ練習を…』
その返答に僕は少し満足して立ち上がった
「さて戻るよ、ドアもいつの間にか出ているし早く帰らないと心配をかけてしまうからね」
『…寮長今のワザとですか？』
「…早くおいで、僕を待たせるとはいい身分だね、首をはねてしまうよ？」
『ひぃ！それだけはご勘弁を…』
ーーー
終わり方雑くない？平気？
スランプだからか自信がない…
リドルくんこれでいいかな(震え声)
続く
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普(プロフ) - レオナ先輩出して欲しいです！楽しみにしてます！ (2020年6月7日 15時) (
レス) id: f163eb0bcd (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - リーチ兄弟が夢主の両頬に同時にキスしないと出られない。なリクネタをお願いしますm(__)m (2020年5月30日 11時) (レス) id: 4f61ef1df2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しろ | 作成日時：2020年5月26日 2時
