３か月ワーカー２（ねくすとすてえじ）

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「あっみお」



美央「あーっ！けんけんっ！」
そう言って一直線に走っていった先には…


A「米津さんっ！(そして荒川さんまで一緒に！)」


米「みお来てたの？」
走って飛びつく美央ちゃんをいとも簡単に抱き上げて、あっという間に私の目線より上に
彼女がいるっていう状況…しかも、米津さん事務所に来るって言ってなかったのに急に現れたから、私はちょっと動揺していた…



美央「いまね Aと遊んでたの」


米「へぇ そうなんだ 何して遊んでたの？」



私は小さな女の子を抱っこしてお話をしている米津さんを見ていると、なんだか胸のあたりがキュッとなって…なんだろう？この気持ち…私はこの感情が分からなくて、ただただその様子を見つめていた…







美央「けんけんはAのこと知ってるの？」


米「ん？ 知ってるよ」


美央「ふぅ〜ん Aはけんけん知らないって！」


米「えっ へぇ〜 そうなんだ…」
そういってちょっとニヤニヤしていた…


A「ひっ！いやいや…そんなこと…ありませんよ？」


美央「Aほんとうはけんけんのことが好きなんでしょう？」


A「えっ？あっ…えっ 全然っそんなことっないですよ〜あははっ」


宮野「美央！」


米「ぜんぜんだって…」


A「わっ！ あっ いえっそのっ」
わたし…明らかに動揺している…


米「みお？なんか俺ショック受けちゃったから、あっち行ってアイスでも食べようか？」


美央「うん！ アイス〜」


宮野「あーっもう… Aさん、すみませんっ」


A「い…いぇ…だいじょうぶです…」
米津さん達行っちゃった…私はふたりが歩いて行った先を呆然と見ていた。


荒川「Aさん…そろそろ打ち合わせを…」


A「ハイ…」


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