３か月ワーカー２（ねくすとすてえじ）

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A「相性？ですか？」

荒川「はい ほかの楽器との音合わせも兼ねて、一度会ってほしいと連絡がありました。
楽曲に参加できるかどうかは、その時次第みたいです。」

レッスンの合間に荒川さんから電話がかかってきた…


A「はい…わかりました。」
(なんの楽曲だろう？)

よくわからないまま後日私は荒川さんとともにとあるスタジオに来ていた。

バイオリン奏者は他にも１０人くらいいて、４人の男性が審査をするように見ている前で、前もってもらっていた楽譜をそれぞれが弾く…これはある意味オーディションってことだよね？

その審査をしている男性の一人に、以前会った常田さんがいた…

演奏が終わり、控室で待っていると、名前を呼ばれた人は別室にと言われ…

「一ノ瀬さん」

A「！(呼ばれた！)」
荒川さんに促され、私は一人別室へ



A「失礼します…」

見ると私のほかにあと３人の奏者がいた。

バイオリンはわたしを含め３人、もう一人はビオラ奏者だ。

常田さんがその人たちのそばに立っていて、ニコニコしながらこちらをて見ていた。

A「あっ…」

常「おもろい一般人 また会ったね いい音聴かせてもらったよ」

A「はっはい…ありがとうございます」

スタッフ「それでは、今こちらにいらっしゃる４名に次回発売のKing GnuのMVに出演していただきます。詳しい内容をお知らせします。」

A「え？」

常田「練習してきてね 楽しみにしてる」

A「は…はい！」

その後の打ち合わせや練習日程、撮影の日程、場所などの書類をもらい
私と荒川さんはスタジオを後にした。

その日から私はその撮影に向けた練習に励むことになる…





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