３か月ワーカー２（ねくすとすてえじ）

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お昼過ぎまで二人とも眠ってしまって、お腹が空いて目が覚めた。


窓の外では雨が降っていた…
今日はの〜んびりしようと、デリバリーを頼んで二人でリビングで寛いていた。

私はソファで読書をしながらふと、コーヒーが飲みたいと思って米津さんの方を見る…

米津さんは隣で大きな画面に映るグラフィックがきれいなゲームをしていた。



A「米津さん？コーヒー飲みますか？」

米「うん 飲みたい ふっ おめでとう」

A「え？何が？」

米「見事、ペナルティ５回獲得したよね」

A「・・・・・はっ！・・・・いやいやいや 言ってないから」

米「ふふっ 言いました…さーて どうしようかな〜」

A「んーもうっ！ 罰ゲームって…なにをするの？」

米「そうだね〜 何でも言う事聞いてもらおうかな」

A「えーやだあー」

米「んーそうだ 今夜一緒に風呂入ろっか？」

A「おふっ？ やだっ！ 絶対ムリ！」

米「絶対ムリとか、俺を拒否ってるってことでいいのね？」

A「ちょっ そういう事じゃなくって…だって…はずかしいんだもんっ」

米「なんで？もうAの身体ってほぼ全部見てるけど？いまさら？」

A「う…」

米「ふふっ じゃぁ今夜ね」

A「ん〜〜〜」



今夜？一緒に？お風呂に入る？？？

わたしはドキドキして緊張して何をしていても落ち着かない…
なのに米津さんは、普通にゲームして、マンガ読んで、
今は隣でにんじんの皮をむいてくれている…


米「ん？どうした？」

A「う ううん？別に…」

米「あっ風呂…もうお湯たまったよね」

A「えっ」

米「ふふふ なんでそんな緊張すんの？」

A「べっ べつにぃ？」



夕飯はシチュー

米「Aってさ、どんな料理でも作れるんじゃない？」

A「ん〜どうだろう？フレンチみたいな難しそうなのとかおしゃれなのは無理だよ…」

米「これだけ出来るなら十分だけどね」

A「うん…ありがとう」

米「指は痛くないの？」

A「もう 大丈夫…」

緊張しているのが分かっているからなのか、色々話しかけてきてくれる…

けど、その時間は必ずやってくるわけで…



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