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ってな感じのアラサー男子侯隆くんが、ほんっまにうっざい。
「もう、やめてや侯隆くん」
「えー、なんでぇ？たっちょんかわええやんかぁ！」
「俺ももう侯隆くんと同じアラサー路線乗ってんでな！」
「それやのに、可愛いとか言われたない！」
「それがどうしてん！俺が可愛い思てんやからケチつけんなや！」
「なんで俺が怒られなアカンの！？」
っていう感じで、いっつもこうやねん。
俺が何歳になろうと、彼女作ってこういう場に来てもなんも思ってないねん。
現に、今日も三年付き合ってる彼女連れて来てるけど、もう慣れた感じでオバさんらと談笑してる。
初めの方はめちゃくちゃ驚いててんで？
俺のこと「えっ、ソッチなん？」とか疑惑つけてくるし、侯隆くん酔うたら余計酷いからそれに嫉妬して一回めちゃくちゃキレられたり、それがエスカレートして終いには侯隆くんと俺の事についてモメ出す事になったし。
それやのに、もう４回目の時には慣れたんか、なんも言わんくなった。
所謂恒例行事みたいな感覚らしい。
しかも、俺の両親もオバさんらもばあちゃんらも侯隆くんがいっつも「可愛い可愛い」言うから、「代わりに言うてもらってありがたい」とか言うし、ほんま俺の親戚どうかしてる。
誰か俺のこと助けてくれる人はおらんの？
「ほら、たあもキミさんも手伝いや？お母さんらばっかりにさせんと！」
って、侯隆くんに抱きつかれてる後ろから、彼女のエミも膝カックン決めて来よるし……
-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-☆-
続きはまた今日出します！
横山さんHappy birthday！！
横山さんにとって素敵な一年になりますように……
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作者名：これさわ | 作成日時：2019年4月22日 23時
