かわいい黒色さん (ページ4)

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４-終- ページ4

「先生、俺、分からないんすけど」

「はぇっ！？な、何がっ！？」

「俺、先生の事好きやねん。可愛すぎるねん」

「な、何言うてん！？」

そう言って、焦る侯に触れるだけのキスをする。
ちゃんと音出してるよ、心配せんでええよ？
すると、さっきよりも焦った表情を作る。

訳がわかってなくて、焦ってるの年上やけどほんまに唆る。
いや、もう何されても興奮するな。
あ、俺今エロガッパかも。

え、わからん？
わからん？ほんまに？？
おかしいんとちゃう？わからんのなんか、なあ。

そういえば、クラスのやつによく『エロガッパ』言われとるな、やっと理解したわ。

でも、今はそんなん考えとる余裕ない。
ほんまに俺は、侯が好き。
ずっとずっと、そんなん変わってない。
多分物心着いてからやけど、とりあえず、目の前におる侯を俺のモンにしたい。

いや、確実に俺のモンにするわ。
大学も、この可愛すぎる先生も。

顔真っ赤にして、涙を薄く広げて、その見た目は、ほんまに……可愛い。

「先生は、天使ですか？」