２８話 ページ29
〜アレンside〜
リサは泣くだけ泣くと、シャワーを浴びにいってしまった。
・・・優しいんだから。
俺が傷ついた表情をしたから、彼女は涙を流した。
人の気持ちを推し量って、涙を流す。そんな素晴らしいことが、人間にはできるのだろうか。
食器を洗いながら、色々な考えがめぐる。
笑ってほしい、喜んでほしい。
その要求は、俺には難しい。
俺には、まだ喜びという感情が、どのようなものかが解らないから。
リサはいい子だとおもう。なんの見返りも求めず俺を拾い、それでいて俺がいる意味を見出だしたうえに、俺の幸せを願う。
俺も、ちゃんと完璧な人間に生まれていたら、
・・・そうなることができただろうか。
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優夜さんのファン1号 - そして私が知らないうちに続々と小説の投稿が増えてる〜ひやー嬉しい悲鳴です (2016年9月24日 21時) (
レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 15話まで読みました。リサの学校が始まって宿題が難しそうにしているところでアレンが教えてる！頭もいいですね。 (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 8話から10話まで読ませていただきました。面白いです。アレン料理作れるんですね。すごいです。 (2016年9月15日 15時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - こんな、小説に出会えて幸せものです。次回作も楽しみ過ぎるです (2016年9月12日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
皇優夜(プロフ) - 優夜さんのファン1号さん» 閲覧ありがとうございます！まだまだ拙い文章ですが、たくさん嬉しい感想をいただけてうれしいです♪今後も随時更新していきますので、閲覧よろしくお願いします！ (2016年9月12日 21時) (レス) id: cca9fc0d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇優夜 | 作成日時：2016年9月10日 23時
