２７話 ページ28
「・・・昨夜ソファーで寝ていたのはこれを作っていたからか。それで食器が違う位置においてあるわけか。
・・・リサ。なにもかも与えてもらっている立場の俺に、自己犠牲を払う必要などない。」
・・・どうして。
どうしてわかってくれないんだろう。
たくさん与えてもらったから、恩返ししたかった。
・・・笑ってもらいたかっただけなのに・・・
「私は、たくさん与えてもらってるよ。ご飯ほとんど作ってなくてたくさん買ったお弁当とか外食食べてお腹壊してたのがなくなったし、友達にたくさん笑うようになったねっていわれたし、寂しくなくなったし！！」
やめろ・・・。
ここまでで止めないと、なにかいけないことを口走ってしまいそう。
解ってはいるのに、口が止まらない。
「ただ笑ってほしくて、喜んでほしいだけなの！！
・・・たくさん笑えるようになったの、恩返ししたくて。」
「・・・すまなかった。
俺は、人の気持ちが解らないから。
・・・よくなかったな。」
・・・アレンの伏せられた目は、悲壮の色。
ひどく傷ついたような顔をしてる。
「・・・ぅ・・・っえぐっ・・・ごめんなさいっ・・・」
傷つけた人が泣いていいわけないのに。
涙が止まらなくて。
アレンはかわらない傷ついた表情で、その涙を優しく拭ってくれた。
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優夜さんのファン1号 - そして私が知らないうちに続々と小説の投稿が増えてる〜ひやー嬉しい悲鳴です (2016年9月24日 21時) (
レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 15話まで読みました。リサの学校が始まって宿題が難しそうにしているところでアレンが教えてる！頭もいいですね。 (2016年9月24日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - 8話から10話まで読ませていただきました。面白いです。アレン料理作れるんですね。すごいです。 (2016年9月15日 15時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
優夜さんのファン1号 - こんな、小説に出会えて幸せものです。次回作も楽しみ過ぎるです (2016年9月12日 21時) (レス) id: 4d4539a309 (このIDを非表示/違反報告)
皇優夜(プロフ) - 優夜さんのファン1号さん» 閲覧ありがとうございます！まだまだ拙い文章ですが、たくさん嬉しい感想をいただけてうれしいです♪今後も随時更新していきますので、閲覧よろしくお願いします！ (2016年9月12日 21時) (レス) id: cca9fc0d62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：皇優夜 | 作成日時：2016年9月10日 23時
