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「あ〜気持ちいい……これいいですね……」
「社割効くんでしょ。買えばいいのに」
ふわふわの綿棒の動きが止まる。
「…あ。Aさんゴム買ってきてよ」
「は！？何を突然」
「危ないから動かないでね。社割使えるならその場で買って持ってくればいいじゃんって思っただけ」
「無理です！だって店員同士で会計しなきゃいけないんですよ！」
「大丈夫だよあの店長さんなんかすごそうだし」
「店長にだけはレジ打ってもらいたくないです……」
「冗談だよ」
もう。ギョンスさんの冗談は冗談ってわかりにくい。
「はい、終わり。どうでしたか〜？Aさん。感想をどうぞ〜」
あれ、さっきのノリにまた戻ってる。
「気持ち良かったです〜。ギョンスさん上手ですね〜」
「ギョンスさんはもっと上手にできることがありますよ〜」
「ん？なんですか〜？」
ギョンスさんの顔が近づいてきたと思ったら、耳たぶを甘噛みされる。
「ひゃあっ！もう、な、に……」
するりと侵入してきた手がいとも簡単にホックを外し、Ｔシャツをめくられた。
「ちょっ見えちゃう！」
「見せて」
「やぁ…んん……っ」
「大胆だね」
「誰がこんなにしたんですか……」
「ふふふ。Aさんがかわいいのがいけないんじゃないの？」
(わ、お願いだから耳元でしゃべらない、で、)
「あ。そっかそっか」
(きっと耳赤くなっちゃってるし、ぞくぞくする、)
ギョンスさんの赤い舌がちらっと見えて、色っぽいなあと思った瞬間に。
「A」
顔に似合わず少し低くて、どこか甘さがあって、私の大好きな声が、耳元で優しく私を呼んだ。
「ギョンスさん…」
膝から起き上がれば私をぎゅっと抱きしめてくれた。ギョンスさんの肩口に顔をうずめると、あったかくてすごく安心する。ちょっとだけお酒の香りもする。
くりっとした目は今どうなってるのかな。閉じてる？三日月みたいに細めてる？それともどこか別のところを見てる？
ギョンスさんを見上げたら、私を射抜くような目に捕らわれて、見つめ合った。
その瞳がベッドの方に一瞬向けられたので、首に腕を回した。そのままギョンスさんは立ち上がって、一緒にベッドへ。
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irusu(プロフ) - ニョルダさん» ニョルダさん、コメントありがとうございます！そんな風に思っていただけるなんてとっても嬉しいです(><)番外編やら続編やらが書けたらいいなとは思っているので、もし見つけたらまたお付き合いください♪ (2016年5月11日 14時) (
レス) id: 0b34310943 (このIDを非表示/違反報告)
ニョルダ - 完結お疲れさまでした!このお話凄く好きだったので少し悲しいです…また機会があれば小説かいてください!! (2016年5月10日 13時) (レス) id: 745f9f8348 (このIDを非表示/違反報告)
irusu(プロフ) - Mikuさん» Mikuさん、最後まで読んでくださってありがとうございました！また何か書けたらいいな、と思っているので、見つけたらまたお付き合いください(^o^)/ (2016年5月9日 13時) (レス) id: 0b34310943 (このIDを非表示/違反報告)
irusu(プロフ) - きちさん» きちさん、コメントありがとうございます！わー！このお話、ひたすら甘く幸せに書こうと思ったのは、ドペンの方に読んでもらいたかったからなんですー！最後までお付き合いくださってありがとうございました＾＾ (2016年5月9日 13時) (レス) id: 0b34310943 (このIDを非表示/違反報告)
Miku(プロフ) - irusuにむお疲れ様でした^o^最後までキュンキュンが止まらなかったです(泣)irusuにむの作品好きなのでまたお会いできたら嬉しいです（＾Ｏ＾） (2016年5月9日 10時) (レス) id: ed772ed87c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：irusu | 作成日時：2016年3月12日 23時
