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KS side
閉じた太ももの間に手を入れて、おそらく熱くなっているであろう場所をなぞると、やっぱり。
「こんなにとろとろになっちゃったの？」
「やあ…誰のせいだと…」
「ふふ。もっと気持ち良くなって」
僕の指の侵入を許したので、前回の記憶を頼りによさそうなポイントを攻める。お湯が入る感覚で普段より鈍る気がするから、前よりもねちっこくいじめる。
びくびくしだして、いきそうなところで指を止める。欲しがるまでは何度何度も寸前で止めて。気持ち良くてたまらないというような表情になったら、
「A。いきたい？」
もちろん耳元で。
「い、きたい」
「よくできました」
再び中をかき回して、一番いい所をこすりあげると、や、あ、いく、いく、と声を上げて一度大きく体が反った。
しばらくしてから「大丈夫？」と声を掛けると、くたっとしていたAさんが、ゆっくり顔を上げて僕と向かい合うようにして座り直した。
すると突然唇をふさがれて、舌を絡め取られる。Aさんの手が肩からすすっと下がっていって、僕のものに触れる。さっきまではとにかく彼女を気持ち良くさせたくて、意識が僕の方に移ってしまってはまずいと我慢してたんだけど、Aさんの細い指で僕のものをしごかれたらもう、たちまち大きくなってしまった。
キスしたまま、こんなのは気持ちよすぎる。
「ギョンスさんも気持ち良くしてあげたい、です」
「僕はいいのに」
「だめです」
断りはしたけど、正直、もう興奮してしまっていて。むさぼるように夢中でキスをした。
ああ、このやわらかくてきれいな赤色の舌で、ものを舐めてもらえたらどんなに気持ちいいんだろう。もし嫌がるならそんなことさせたくはないけど、してほしい気持ちが先行してしまって思わず言ってしまった。
「ねえ、舐めて」
Aさんは僕を見上げてこく、と頷いた。
バスタブのふちに浅く腰かけると、座ったまま僕の方に向き直る。髪を耳に掛け直して、僕の根元を持って先の方をちろちろと舐め始めた。
濡れた髪と、長いまつげが異様なまでの色気をはらんでいる。はあ。くすぐったい。あんまり焦らさないでくれる。
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irusu(プロフ) - ニョルダさん» ニョルダさん、コメントありがとうございます！そんな風に思っていただけるなんてとっても嬉しいです(><)番外編やら続編やらが書けたらいいなとは思っているので、もし見つけたらまたお付き合いください♪ (2016年5月11日 14時) (
レス) id: 0b34310943 (このIDを非表示/違反報告)
ニョルダ - 完結お疲れさまでした!このお話凄く好きだったので少し悲しいです…また機会があれば小説かいてください!! (2016年5月10日 13時) (レス) id: 745f9f8348 (このIDを非表示/違反報告)
irusu(プロフ) - Mikuさん» Mikuさん、最後まで読んでくださってありがとうございました！また何か書けたらいいな、と思っているので、見つけたらまたお付き合いください(^o^)/ (2016年5月9日 13時) (レス) id: 0b34310943 (このIDを非表示/違反報告)
irusu(プロフ) - きちさん» きちさん、コメントありがとうございます！わー！このお話、ひたすら甘く幸せに書こうと思ったのは、ドペンの方に読んでもらいたかったからなんですー！最後までお付き合いくださってありがとうございました＾＾ (2016年5月9日 13時) (レス) id: 0b34310943 (このIDを非表示/違反報告)
Miku(プロフ) - irusuにむお疲れ様でした^o^最後までキュンキュンが止まらなかったです(泣)irusuにむの作品好きなのでまたお会いできたら嬉しいです（＾Ｏ＾） (2016年5月9日 10時) (レス) id: ed772ed87c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：irusu | 作成日時：2016年3月12日 23時
