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センラ.side
沈黙が続く中、Aちゃんが おずおずとコーヒー冷めちゃいますよ、なんて。
｢ ふはっ(笑) この状況でそんなこと言う？｣
｢ や、だって…!! ｣
ドキドキしてどうにかなっちゃいそうなので、何か関係ないことを… なんて言う彼女は、確信犯か何かだろうか。
俺は、一つ ふぅ…と息をついてから、Aちゃん と名前を呼ぶ。
｢ そうやって、二人きりの状況で 可愛いことばっか言うてると俺やって我慢出来ひんよ ｣
｢ えっと… ｣
｢ 俺なら大丈夫やって思ってた？それとも他の男も家に呼んだ時何も無かったから油断した？ ｣
｢ 他の男の人は呼んだこと無いですよ、センラさんだけでっ…!! ｣
そう言いながらば振り向いたAちゃん。後ろから腕を回していたから、振り向いたAちゃんとの距離は数センチ。
自分を抑えきれる自信が無くて俺はそっと身体を離した。
｢ こうやって家で二人になったのはセンラさんが初めてですっ ｣
｢ それは俺のこと好きって 期待してええってこと？ ｣
｢ … ｣
顔を赤くて俯いてしまうAちゃん。
ここまでくると、もう応えなんて貰ってしまってるようなものだ。喜びからか緩む頬を必死に戻しながら もう一度だけ問う。
｢ Aちゃんは俺のこと、好き？ ｣
その質問に、小さく頷いてくれる彼女。
｢ 俺も、めっちゃ好き ｣
そう彼女に伝えて、俺は彼女をよっと抱き上げる。俺の脚の間に座らせて ぎゅうっと強く強く抱きしめる。
｢ やっと両想いになれた… ｣
｢ 最近ちょっと落ち着いて、考える時間が出来たんです。それで、気付けたっていうか… ｣
｢ もしかして、返事くれる為に 家呼んでくれたとか？ ｣
｢ …それもあります、なんか人が周りにいる中で好きとかそういうの言えないなーって思ったので ｣
｢ ほんま可愛い ｣
頬に手をあてて、じっと見つめると さっと目を逸らされる。こっち向いてくれへんの？と問うと そーっと覗き込むように俺を見て。
｢ …あー、めっちゃキスしたい ｣
｢ へっ!? ｣
｢ せぇへんからそんな怖がらんでええよ ｣
｢ う、別に怖がってはないですよ ｣
｢ ちょっとがっかりした？ ｣
｢ してませんっ ｣
むぅ、と拗ねたように言い返す彼女の頭をぽんぽんと撫でてやる。それから彼女が安心するようにふわりと微笑んで。
｢ 大切にするよ。大好きやから、ね？ ｣
end
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メア - END！？ (2022年5月12日 16時) (
レス) @page15 id: 7eca0bc8a4 (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - 紫乃@坂田家さん» 今時期 クリスマスとか書くのも遅いなーとか思いながら書いたやつですが、喜んでもらえて何よりです笑 可愛いさかたんをもっと書けるよう頑張ります！ (2018年1月4日 15時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
紫乃@坂田家 - うおおおおありがとうございます！！さかたん可愛い……そして何より空綺ちゃんがもんのすごい可愛い……何なんだお前らッ！← 本当にありがとうございます！！感謝感激雨あられ！！← (2018年1月4日 10時) (レス) id: d70a2ffcc9 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - 零生さん» いえいえ。直ってよかったです！！ (2018年1月2日 17時) (レス) id: 8583ad440a (このIDを非表示/違反報告)
零生(プロフ) - キャンディットさん» ご指摘ありがとうございます、直してまいりました！ (2018年1月2日 15時) (レス) id: c45c7990b9 (このIDを非表示/違反報告)
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