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俺のファンの方なんだ。
少し嬉しくなって顔がほころぶ。
千尋「えぇ夢みたい、寅威さんありがとうございます」
じゃ、着替えてまたこちらに来ます、と彼女は言った。
寅威「どう」
「少し…気になりました」
『亮子』という大学の同級生の存在さえなければこのまま告白して交際をすることが出来るんだけれども…………
なんせ恋愛が少し怖くなっている体質になっている。
亮子は俺がAにしていたような重い女化になりつつある。毎日のように『何してるの？』『早く会いたい』とLINEを送ってくる。
人が嫌な事は自分も嫌だっていうのを今更ながら気づいた。
千尋「すみません、お待たせ致しました」
「全然大丈夫です！」
だめだ、めちゃくちゃ綺麗だし爽やかで肌も真っ白……
亮子も可愛い系だけど千尋さんには負けてしまう。
千尋「大海さん？」
寅威「ちひちゃん、折角だし話したい事話したら？」
寅威さんがほなまた、というと千尋さんはニコッと笑って手を振った。その仕草がなんかキュンとくる。
暫くの間沈黙が続く。
千尋「ご飯、食べいきませんか？」
「……っえ」
千尋「会えた記念として一緒にお食事でもどうかなぁと思いまして。」
「い、いいですよ、行きましょう」
好きになってくれる人が美しくて綺麗な人ならば
Aの思い出は全部『過去』の出来事になるはず。
過去から払拭しなきゃ、俺の物語は進む事は出来ない。
千尋「寅威さんの妹さんのインスタライブ聞きましたよ。……大好きな選手だったからこそ凄く胸が痛かったんです。酷いと思ってしまっても、私は、好きが勝ってしまって。いろんな事この先も言われると思います。それでも私は大海さんの味方でありたい、そう願ってます。ごめんなさい、こんな長々と」
千尋さんは時折目を見ながら自分に思いの丈を話した。
その瞳はどこか優しくて魂が宿っているような瞳で。
「ち、千尋」
勇気を出して彼女の名前を呼ぶ。
千尋「大海さん。私は大海さんの事が好きです。選手としても、一人の男性としても。」
「……その言葉、聞きたかった」
Aから聞きたくて堪らなかった言葉を
違う人だけど聞けたことで俺の心の穴は塞がった気がした。
千尋「受け取ってくれるんですか…私の気持ち」
「僕なんかで良ければ」
千尋「大海さんがいいんです。…他の誰よりも」
10月22日
俺は千尋と交際を始めた。
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＿otaryo side 『俺の初恋』→←＿hiromi side 『過去から払拭しなきゃ』
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u(プロフ) - えつんさん» こんばんは！めちゃめちゃ嬉しいです🥺 最近私も石川亮選手気になっておりまして…�△諒�は胸キュンシーン多めに書こうと思ってるので楽しみに待っててください🫶🏻 (5月27日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
えつん(プロフ) - こんばんわ！いつも楽しく拝見しております。個人的には石川亮選手のファンなので�△�みたいです…！ (5月27日 20時) (レス) @page39 id: 9cb0ae837c (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - サハラサバクさん» コメントありがとうございます〜☺︎︎ �，諒�は需要がありそうやな思って色々と考え中です、、😌 (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - べぶさん» 嬉しいです😵💫プロフ拝見したのですが今年受験生なんですね！大変な時期やと思いますけど勉強頑張ってくださいね𓏸𓈒𓂃 こちらこそコメントありがとうございます❕ (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
べぶ(プロフ) - この作品を初めから見てたのもあって今では更新が楽しみで仕方がありません。私も個人的にはどちらのお話も読んでみたいですが強いて言うなら2の方が読んでみたいです!これからも楽しみにしてます! (5月27日 10時) (レス) @page38 id: 45c4cad460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作者ホームページ：http://instagram.com/___wake.u?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時：2023年4月26日 15時
