＿ryoya side『俺は正義のヒーロー』 ページ25
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ベルーナドームでサヨナラヒットを打った俺は
彼女の自宅がある幕張までタクシーで来ていた。
何も言ってねぇからびっくりするだろな。
インターホンを鳴らすと恐る恐る『はい』というAの声が聞こえた。
「ごめん。夜遅くに」
深夜だから迷惑がかからないように俺も小声で話す。
A「……陵矢くん」
「逢いたくなって来ちゃった」
好きな人だからできること。
好きでもない人にこんな事をするのは恐怖でしかない。
A「今日埼玉だったんだね」
「そう。何も言わずに来てほんとにごめんね。」
A「全然大丈夫！」
サイゼリヤの料理を可愛くもぐもぐ食べるA
なんかずーっと見てられるな、と思うと目が合った。
A「陵矢くんご飯もう食べたの？」
「俺？もう食べたよ」
A「食べたんだ〜、私さっき家帰ってきて」
「試合長引いたの？」
A「ううん、寅威お兄ちゃんと話してて」
「お兄ちゃんと仲良いんだね、Aからよくお兄ちゃんってワード聞くから」
ふふふと笑う、その笑顔が世界一可愛い。
A「まぁ6歳も離れてるから、小さい頃からお兄ちゃんの事が大好きだったの。凄い今でも優しいし……」
お兄ちゃんの『せい』で恋愛に興味が持てなかった。
この世でお兄ちゃんより優しい人なんていないと思っていた。
時にお母さんのように優しく
時にお兄ちゃんのようにかっこよくて悩みに乗ってくれて
「兄弟で仲良いのなんか羨ましいなぁ」
A「喧嘩とかもそういえばした事ないかも…！」
「ええ〜〜そんな兄弟なんておるんやなぁ」
俺は彼女の瞳をずっと見つめる。
目線を逸らそうとしても俺は目で追っていた。
A「陵矢くん」
「ん？なに？」
A「さっきから私の顔ばっか見てるけどなんか変？」
「へ、、変じゃないよ(笑)や、目も可愛いな思って」
A「なんだ〜なんか顔についてるのかと思ったじゃん」
ご飯を食べ終え、容器をゴミ袋に入れると俺は彼女の左手をギュッと握った。
A「………………陵矢くん」
「A、Aにとって俺って『正義のヒーロー』だと思う？」
君の為だけに俺はヒーローになりたい。
もう他の誰よりも君を一番に守りたい。
A「陵矢くんは私にとって『正義のヒーロー』以外有り得ないよ。」
答えが聞けた俺はAの唇にキスをした。
何度も、角度を変えながら。
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u(プロフ) - えつんさん» こんばんは！めちゃめちゃ嬉しいです🥺 最近私も石川亮選手気になっておりまして…�△諒�は胸キュンシーン多めに書こうと思ってるので楽しみに待っててください🫶🏻 (5月27日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
えつん(プロフ) - こんばんわ！いつも楽しく拝見しております。個人的には石川亮選手のファンなので�△�みたいです…！ (5月27日 20時) (レス) @page39 id: 9cb0ae837c (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - サハラサバクさん» コメントありがとうございます〜☺︎︎ �，諒�は需要がありそうやな思って色々と考え中です、、😌 (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - べぶさん» 嬉しいです😵💫プロフ拝見したのですが今年受験生なんですね！大変な時期やと思いますけど勉強頑張ってくださいね𓏸𓈒𓂃 こちらこそコメントありがとうございます❕ (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
べぶ(プロフ) - この作品を初めから見てたのもあって今では更新が楽しみで仕方がありません。私も個人的にはどちらのお話も読んでみたいですが強いて言うなら2の方が読んでみたいです!これからも楽しみにしてます! (5月27日 10時) (レス) @page38 id: 45c4cad460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作者ホームページ：http://instagram.com/___wake.u?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時：2023年4月26日 15時
