マロンより甘い恋を ページ16
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交流戦も終え、元のリーグ戦に戻ったある日、
私は陵矢くんがいる博多まで新幹線で向かっていた。
博多駅を出ると全身黒の服を身に纏う彼が出迎えてくれた。
栗原「やっと逢えた」
「やっと、だね」
栗原「全然逢えないから寂しかったなぁ」
「私も。陵矢くんの顔見て安心した」
手を互いに繋いで彼の車に乗って束の間の息抜きを楽しむ。
栗原「どう？最近、襲われてない？」
「襲われなくなったの、お兄ちゃんのお陰で」
栗原「寅威さんが動いたら流石にアイツもやめるよな」
「だと信じたい」
栗原「もう俺がAを守るから安心して」
「ありがとう」
陵矢くんが住む家に到着すると、一人暮らしとは思えないぐらい広い部屋に思わず目を丸くする。
「いい部屋に住んでるんだね」
栗原「そんないい部屋でもないけどな」
「私の部屋より10倍はいい。お洒落だし」
栗原「Aに部屋褒められるの嬉しいなぁ〜！！」
テイクアウトしたご飯を食べて久しぶりに酒を呑むと
陵矢くんが私の左手に何かを渡した。
「…ん？」
栗原「この部屋の鍵。ホークス戦の時はここに泊まって」
合鍵＿＿＿＿＿
恋愛ドラマとかで見かけるシーンに胸が高鳴る。
「…嬉しい、ありがとう」
顔が真っ赤になってしまう。
栗原「少しでも長い間、Aと一緒にいたいから」
博多の夜景は幕張の夜景と全然違う。
こっちの方が綺麗なのは陵矢くんが隣にいるからかな。
栗原「ねぇこっち見て」
陵矢くんの方を見ると私の唇に優しいキスが降り注いだ。
栗原「Aの事愛してる」
直接言われた愛の告白。
このままで時が止まればいいのに。
「私も。陵矢くんの事、逢えなくても大好きだったよ」
栗原「ありがとう、俺、Aの事ずっと抱きしめてたい」
温もりが私の体に伝わるまで、
陵矢くんは私を抱きしめてくれる。
彼の場合は求めようとはするものの、
私の方が温もりを彼に預けるのを拒んでいた。
互いに顔を見合って彼への憎しみとかで汚れた体をきれいさっぱり洗い流してくれる、
やっぱり陵矢くんは私の
栗原「寝よっか」
「うん」
本当の恋を知った時、私達は更に加速していく。
そして左手首の痣も痛みが消え、
痕はあるもののだんだん赤みが消えていくんだろう。
陵矢くんの力強い手をこの先もずっと繋いでいたいな。
幸せな人と自由に生きて眠りにつけたら最高の人生だ。
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お前の前から姿を晦ます時が来た→←＿Togo.recollection
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u(プロフ) - えつんさん» こんばんは！めちゃめちゃ嬉しいです🥺 最近私も石川亮選手気になっておりまして…�△諒�は胸キュンシーン多めに書こうと思ってるので楽しみに待っててください🫶🏻 (5月27日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
えつん(プロフ) - こんばんわ！いつも楽しく拝見しております。個人的には石川亮選手のファンなので�△�みたいです…！ (5月27日 20時) (レス) @page39 id: 9cb0ae837c (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - サハラサバクさん» コメントありがとうございます〜☺︎︎ �，諒�は需要がありそうやな思って色々と考え中です、、😌 (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - べぶさん» 嬉しいです😵💫プロフ拝見したのですが今年受験生なんですね！大変な時期やと思いますけど勉強頑張ってくださいね𓏸𓈒𓂃 こちらこそコメントありがとうございます❕ (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
べぶ(プロフ) - この作品を初めから見てたのもあって今では更新が楽しみで仕方がありません。私も個人的にはどちらのお話も読んでみたいですが強いて言うなら2の方が読んでみたいです!これからも楽しみにしてます! (5月27日 10時) (レス) @page38 id: 45c4cad460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作者ホームページ：http://instagram.com/___wake.u?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時：2023年4月26日 15時
