夜明け前 ページ12
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「話にならない」
彼にそう言い放つと私の心の中に甦っていく『憎しみ』
苛立つといても立ってもいられないから
陵矢くんに私は電話をかけてしまう。
栗原「もしもし？A」
自然に私の名前を言われると胸がドキッとする。
「聞いてほしい、今日ファイターズ戦だったから私……会ってしまったの、後輩達とご飯食べ行った帰りに」
栗原「そうなんだ…なんか言われたん？」
「や…何も言わずに腕、引っ張られそうなって…後輩達が二人がかりで引き離してくれたの」
栗原「………執拗いな、大海くん」
電話越しでも伝わる陵矢くんの皮肉に満ちた声。
「どうすればいいの、無視もしてるし、彼から逃げる方法、教えてよ………」
栗原「いっその事、、、いろんな人に大海くんの裏の素顔を言っちゃえばいいんだよ。SNSなんかしてる？」
SNS時代の今、ありもしない事を話せる事もあれば、
今まで隠していた事を素早く伝えられる事も出来る。
「私…Instagramしてる」
栗原「インスタしてんの！？じゃフォローするわ、アカウント教えて？」
「『fushimiiin_』だよ、」
栗原「わかった！ありがとう！あ！あった！フォローする〜」
Instagramの通知にkurihara0704さんがあなたをフォローしましたというお知らせが届く。
電話を切ってDMを送るとすぐ既読がつき、
︎︎🌰フォローありがとね😉✊🏻
と返信が来る。
ちなみに彼がInstagramをしているのを兄から聞いた為、
私は彼を意図的にブロックして話すのを拒否している。
夜明け前、久しぶりに朝日を浴びた気分。
彼がどんどん私の中から消えていく。
陵矢くんの優しさに溺れてしまった自分がいるから。
消える事のない左手首の痣と
切れてしまった彼への想い…
彼のあの笑顔は私を騙す為の笑顔であって、
陵矢くんが向ける笑顔は私を救ってくれる為の笑顔だ。
︎︎🐦⬛A私、陵矢くんだけは失いたくない。
そう陵矢くんに送ると
私の部屋のドアをノックする音がした。
「誰、？」
安田「安田です！開けていいですか！？」
「ヤス！？え、ええけど何？」
安田「大変なんです！！来てるんです、例の『あの人』が」
その瞬間、寒気が一気に襲いかかってきた。
「私はここから出ないから、ヤス、追い出せる？」
安田「了解っす！」
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u(プロフ) - えつんさん» こんばんは！めちゃめちゃ嬉しいです🥺 最近私も石川亮選手気になっておりまして…�△諒�は胸キュンシーン多めに書こうと思ってるので楽しみに待っててください🫶🏻 (5月27日 22時) (
レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
えつん(プロフ) - こんばんわ！いつも楽しく拝見しております。個人的には石川亮選手のファンなので�△�みたいです…！ (5月27日 20時) (レス) @page39 id: 9cb0ae837c (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - サハラサバクさん» コメントありがとうございます〜☺︎︎ �，諒�は需要がありそうやな思って色々と考え中です、、😌 (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
u(プロフ) - べぶさん» 嬉しいです😵💫プロフ拝見したのですが今年受験生なんですね！大変な時期やと思いますけど勉強頑張ってくださいね𓏸𓈒𓂃 こちらこそコメントありがとうございます❕ (5月27日 18時) (レス) id: 16fca15840 (このIDを非表示/違反報告)
べぶ(プロフ) - この作品を初めから見てたのもあって今では更新が楽しみで仕方がありません。私も個人的にはどちらのお話も読んでみたいですが強いて言うなら2の方が読んでみたいです!これからも楽しみにしてます! (5月27日 10時) (レス) @page38 id: 45c4cad460 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：u | 作者ホームページ：http://instagram.com/___wake.u?igshid=NTc4MTIwNjQ2YQ==
作成日時：2023年4月26日 15時
