【銀魂】あまのじゃく隊長【沖田総悟】

＃74　拘束← ページ24

「に、してもお前も素直じゃねーよなァ」


「それ隊長に言われたくない」



団子屋へ行き、注文の品を待ってる間

隊長はそんなことを言い出した





「･･･んで、どっちなの結局」





小首を傾げ、隊長を見た





「寂しかった？」


「･･･」





･･･さぁ、なんて返そう


いい加減私のターンが合ってもいいと思うんでね

こんなふうに返してみました。






　















「ていうか隊長
　そんなに私に『寂しかった』って言って欲しいの？」


「････」





そして隊長は石化


ふっ･･･私の勝ちだな





「か、勘違いすんじゃねぇや
　お･･･俺ぁテメェが恥晒してるところが見てぇだけでィ」



なんて見え見えの嘘をつきながらの言葉







「････そもそもさ、無視してきた意味がわからないんだけど」


「は？そりゃぁテメェ･･･」




隊長は言いかけるが、なにかを思い出したように顔を歪めた





「いや、気にすんな････」




冷や汗が薄っすら見える頬が、なんとなく紅い気がした





「隊長やっぱり私の事好きなんだ」


「シメるぞ」









そんな会話をしてると、なにやら見覚えのある天パ



「あっ旦―――」





と言いかけたところで口にガムテープ

いやどっから出したそのガムテープ!!




さらに胸ポケットから取り出した手錠を

私の手にかけた




そして自分上着を、私の顔面からかけて

袖の部分を、後頭部で結んだ


すごい固めに。






つまりまぁ、拘束されたのである







いやいやいや、なにすんだこのバカは!!


ここ路上だよ！公開プレイ!?













「あれ、沖田くんなにや････」




旦那の声が、途中で切れた

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