love6 ページ1
「「いただきまーす。」」
「…んっ、美味しい!!」
紫「母さんのこんなちゃんとした料理久しぶりに食べたわ。笑」
「お仕事忙しいんだね。」
私も紫耀君も、平日の夜は基本1人。
実際、こういう家庭はそう多くは無いけど、
それが私達を引き寄せた要因なのかもしれないね。
「あのね、お兄ちゃんに彼氏いるの言ったんだ。バレてたみたいなんだけど」
紫「え?マジで?」
「私が紫耀君と電話してるのが聞こえてたみたいで。笑 凄く楽しそうに喋ってたって言われた。笑」
紫「マジかー、今度ちゃんと挨拶しないと。」
「お兄ちゃんも会いたいって言ってたから、今度一緒にご飯食べに行こ」
モグモグしながらちょっと焦ってる紫耀君が可愛い。
紫「ちょ、なに笑っとるん!」
「だって、凄い動揺してるから。笑」
紫「そりゃ動揺するやろ!妹の初彼氏としては!」
「だね。笑」
でもね、
きっと大丈夫。
穏やかな紫耀君と、穏やかな兄。
笑い合えてる光景が目に浮かぶから。
お兄ちゃんに早く紫耀君に会って欲しい。
私の大切な人ですって紹介したい。
.
.
ガチャ
「わっ…‼きゃっ///」
紫「へ?」
夕ご飯を終えて、
私は先にお風呂をいただいて、今紫耀君がお風呂から上がってきたんだけど、
上半身裸の姿に思わず目を背けてしまった。
きっと海に行った以来だ。
紫「そ、そんな驚かんでもええやろ。笑…、ほっぺ真っ赤、」
“かわいすぎるやろ”
そう呟いて、私の頬を両手で包み込む。
紫耀君の目が、優しいのに、色っぽくて、艶っぽくって、目を逸らしたくなる。
紫「目、逸らさないで?」
「んっ///」
頬に手を添えられたまま、甘い甘いキスが降って来た。
紫「…んっ、」
「……っ、」
…また身体が疼く感覚がする。
紫「……、俺の部屋、いく?」
「…んっ、」
ぼふっ、
真っ赤な顔を見られたくなくて、紫耀君の胸に飛び込んで、頷くだけの、返事をした。
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さあ(プロフ) - 彼女がだいすきな紫耀くんが可愛いです (2019年8月3日 21時) (レス) id: 2afd330adc (このIDを非表示/違反報告)
さあ(プロフ) - 更新たのしみです! (2019年8月3日 20時) (レス) id: 2afd330adc (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - このお話とっても好きです。更新楽しみにしていたので嬉しいです。これからも楽しみにしています! (2019年8月3日 16時) (レス) id: fac0ef0b2e (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - 主人公ちゃんと紫耀くんのやりとりにきゅんきゅんさせてもらってます(^^)更新待ってます! (2019年7月14日 1時) (レス) id: 58cd05361e (このIDを非表示/違反報告)
mgc0721(プロフ) - 楽しく拝読させていただいております。作者さんの心情の描写が大好きです。これからも応援しています。 (2019年1月17日 1時) (レス) id: 425a81985a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りりこ | 作成日時:2018年12月10日 6時