あの日の約束

心配かけてごめん ページ2

ぶるーくside

ザワザワザワザワ
ふぅ、昨日またなかむと喧嘩しちゃったな…
シャークんに気に掛けられたら終わりだ。あいつ、感いいし。

と、突然話しかけられた。

sh「おい、ぶるーく」

br「うわ、うわ！や、やっほー、シャークん」

うわー、めっちゃビクッた。だって、考えてた人がすぐそこに居たからさ。

sh「ちょっとさ、聞きたいことあるんだけど」

え？ま、まさか

br「な、何？」

sh「お前となかむ、昨日喧嘩してたよな。何のことについてだよ。おい、教えてくれ。親友だろ？」

う、嫌な予感は的中する。なんて答えよう。どうやって誤魔化そうか。

br「そ、そんな、大した事じゃ、ないん、だよ、よねー…だから、大丈夫だよ。シャークん」

あ、あああ。僕、嘘下手だな。めっちゃ動揺してるし。分かりやすい。
まず、なんでシャークんに隠してるかって言うとですね、、その、ぼ、僕となかむはシャークんの事が、好きなんだよね。恥ずかしいけど。
シャーくんの笑顔がたまらなく好きでさ。それであって、優しくて。完璧で。



sh「うーん。あんま納得いかないんだけど。仲直りというか、まあ、仲直りしたの？」

br「う、うん！もっちろん！」

本当は仲直りなんかしてないんだけどね。

sh「ふーん。まあ、いいや、教室行こう。」

br「そうだね！」


はぁ、またシャークんに嘘ついちゃった。

br「まあ、いいよね。僕は、シャークんのこと好きなんだからさ。バレないように、ずっと思い続けて、両思いになればいいんだ。シャークんは、僕だけのものなんだよ。」

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