【イナイレ】何故かイナオリからイナGOへトリップしちゃいました。 (ページ13)

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私の化身ページ13

「これから２対２で攻撃と守備の練習だ。

攻撃側はシュートを狙い。守備はそれを阻止する。」

「「はい」」

流石だな、キャプテン。利根川東泉を準決勝まで導いただけある！

「最初の攻撃は…天馬と神童」

「「はい！」」

「守備は…霧野と…狩屋！」

「はい！」

霧野先輩は返事をしたけど狩屋君は返事をしない。

「監督。少しいいですか？」

剣城君が少し手を挙げて言った。

「なんだ？」

「俺は一度、一星と勝負してみたいです」

「「！」」

「へぇ…」

皆は驚いていたけど私は面白そうに目を細めた。

「別に構わないが…Aはいいか？」

円堂監督は私に聞いてきた。

「いいですよ。面白そうですし」

私は剣城君の方を向いて言った

「雷門のエースストライカーの実力。見せてもらうよ」

「フッ」

２対２の試合前に私と剣城君の勝負になった

「先にゴールを決めた方の勝ちの１対１の勝負です。

よーい…ピーッ！」

葵ちゃんのホイッスルと同時に剣城君はボールに、私は自分のゴールに向かって走り出した。

「剣城君！どんとシュート打ってこい！」

剣城君に向けてそう叫ぶと剣城君はフッと笑って

「はぁぁぁぁぁ！剣聖ランスロット！」

化身を出してきました。

「へぇーこれが化身かぁ」

初めて見たな。そりゃそうか、レストさんから教えてもらっただけだったから。

そんなことを考えてたら剣城君が必殺技を打ってきた。

「ロストエンジェル！」

どんとこいとは言ったけど化身を出すのは色々と違うと思うんだ。

私も化身出せるかな？

そんな時お父さんの言葉を思い出した。

《サッカーの力の源は気持ちだ。自分なら絶対できるって気持ちが大切なんだ。

そしてなにより、サッカーのことが大好きだって気持ちだ。そうすればAは強くなれる》

そう、自分ならできるという気持ち！そしてサッカーが好きであること！

胸が熱い…今ならできる…！化身を出すことが…！

「行くよ！はぁぁぁぁぁ！」

そう言って姿をあらわにしたのは天秤を持った女の人

「星乙女アストライアー！」

「「！！」」

向かってくる剣城君のボールを見据えた。

「コズミックスターアロー！」

アストライアーが弓を構えると矢に不思議なパワーが集まるボールに向かって打つ。
自分もボールを蹴ると、ボールは星の力を集めてゴールへと向かって行く。