32. ページ33
「やります！」
「やらなくていい！」
「します！」
「しなくていい！」
「オラもする〜！」
「｢しんちゃん/ボク は、黙ってて！！｣」
ラベンダーとAは見張りをするか否かの話し合い()をしている。
「レモンはあの女達も動いてないって言ってるんだからそんな事しなくていいの！
寝てなさい！」
「もし動いたらどーするんですか！」
「レモンが気付くわよ！
ねぇ？！」
「運転して疲れてるんですから寝かせてあげるべきです！」
｢｢ぐぬぬぅ〜｣｣
「はぁ〜い、じゅーぶん二人の意見は分かったからァ」
ローズは2人の間に手を出しお互いの姿を見えなくする。
そして、横に座っているAの手を握った。
「Aちゃん、ちゃーんと寝ないとお肌に悪いわよ？
せぇーっかく綺麗なお肌してるんだし♡」
「そうよ！
それにちゃんと寝ておかないとAちゃんが捕まったら･･･」
みさえも加勢する。
ひまわりを抱いている腕に力が入っていることに気付き、Aはみさえの前へ移動する。
「あっ、す、すみません･･･
ひろしさんが居ない今、ベビーシッターとしてしっかりお守りしますね」
2人の話し合いに決着がついた。
.
.
みんなが寝静まった頃、Aは静かに車から降りた。
少し歩いていくと腰掛けれる岩があったのでそこに腰掛けようとさらに移動する。
空を見上げると満天の星空だった。
「ハァ...さっむ...」
「じゃあ戻れば？」
「っ！？！？！」
驚いて振り向くと、そこにはラベンダーが立っていた。
「なにしてんのよ」
「･･･お花摘んでたらどうするんですか」
「空気読んで戻るけど？」
「ハァ...外の空気 吸いに来ただけですよ」
そう言ってから岩に腰掛ける。
すると、｢じゃあアタシも｣とラベンダーも隣に腰掛けた。
「なっんで、横に･･･」
「あら？レモンが横に来るのはいいのにアタシはダメなのかしら？」
「ダメではないですけど･･･
(美人が横に来たら照れというかなんというか･･･)」
口に出せずにモゴモゴしていると横からため息が聞こえた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
al8056(プロフ) - 39話の風景や景色って意味一緒じゃないですか？wでも、スルーしときます (2019年12月3日 12時) (
レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
静狐 - ラベンダー夢がこんな所にあるとは！ずっと探していました！ありがとうございます！ (2019年5月13日 0時) (レス) id: 0292f2bd22 (このIDを非表示/違反報告)
なす - ああ、なんていう私得。ラベンダー推しにはたまらん小説です！！ (2019年4月28日 0時) (レス) id: 9d18b86cff (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - ラベンダー夢探してたのでめっちゃ嬉しいです！そしてすごく面白かったです！！ラベンダーとどうなっていくのかドキがムネムネです！ (2019年4月13日 23時) (レス) id: 9d18b86cff (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - 寧王さん» ラベンダー推しの方に言ってもらえると頑張れます(；ω；) 本編完走までは宜しくお願いします！！ (2017年6月17日 13時) (レス) id: 8b56dcecae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2017年5月30日 21時
