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「こんばんは。
珠黄泉族 頭領、玉王ナカムレでございます。
銀座でクラブを経営させてもろてますねん。
どうぞよろしゅう」
「ローズよ」
「オラ、野原しんのすけ！趣味は」
ひろしさんに引っ張られ強制終了。
元気なのはいいけどホイホイ名前言っちゃダメよ？
「やー、新宿いうとこはなんやゴチャゴチャと落ち着かん街どすなぁ」
「世間話しに来た訳じゃないでしょ」
「へえ、タマを頂きに参りました」
「タマなんてないわよ
無いものは渡せない」
そう言うと不気味に笑う玉王さん。
つい、小さく悲鳴を上げて目の前のラベンダーさんの服を掴んでしまった。
急いで離そうとしたら、ギュッと手を握られた。
「嘘はいけまへんなぁ...
さっ、どこにあるんどすか？」
異変を感じたからか、ひまちゃんが泣きだしてしまった。
みんなに緊張が走る。
握られているラベンダーさんの右手にも力が入ったのが分かる。
「ほぉ...こんな所に赤ちゃんいるゆうのも妙ですなぁ
まさか、その赤ちゃんがタマを飲み込んでしもた...とか？」
「えぇー･･･
みんななんで分かるのぉ〜？」
ひろしさんが急いでしんちゃんの口を閉じさせたが、たぶん無意味･･･
スッと服から手を離させられ、後ろに下がるよう指示を出された。
下がったが、今はもうひまちゃんが所持しているとバレているのでラベンダーさんの後ろからみさえさんの近くに移動する。
睨まれたけど気にしない。うそ、ちょっと怖い
「うはは、あははははは
子供は正直どすなぁ
さて、タマの在処も分かったことでおますし...」
ボディコンのお姉さんは赤の羽織を脱ぎ、男の人は手にパンチングをする。
今から起こるであろうことを想像し、みさえさんが声を張り上げた。
「ちょっとおトイレに」
後ろの2人がズッコケた。
「ママァ！これからって時に！」
「しょうがないやろ、自然現象ですがな」
私もちょっと力抜けてカクってなった。
玉王さん自由すぎません？
そう思っていたら腕を引かれ、またもやラベンダーさんの後ろに隠れる形になった。
文句を言おうと顔を上げると、私がいた所にレモンさんが移動してきていた。
なるほど、邪魔だったのか
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al8056(プロフ) - 39話の風景や景色って意味一緒じゃないですか？wでも、スルーしときます (2019年12月3日 12時) (
レス) id: 1ee8009000 (このIDを非表示/違反報告)
静狐 - ラベンダー夢がこんな所にあるとは！ずっと探していました！ありがとうございます！ (2019年5月13日 0時) (レス) id: 0292f2bd22 (このIDを非表示/違反報告)
なす - ああ、なんていう私得。ラベンダー推しにはたまらん小説です！！ (2019年4月28日 0時) (レス) id: 9d18b86cff (このIDを非表示/違反報告)
ゆり - ラベンダー夢探してたのでめっちゃ嬉しいです！そしてすごく面白かったです！！ラベンダーとどうなっていくのかドキがムネムネです！ (2019年4月13日 23時) (レス) id: 9d18b86cff (このIDを非表示/違反報告)
ふたみや遥(プロフ) - 寧王さん» ラベンダー推しの方に言ってもらえると頑張れます(；ω；) 本編完走までは宜しくお願いします！！ (2017年6月17日 13時) (レス) id: 8b56dcecae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふたみや遥
| 作成日時：2017年5月30日 21時
