account31 リア生ゲーム ページ32
「生主とかやったことないんですけど、どうしましょう？」
「私もないですよ。そうですね...... とりあえず自己紹介でもしますか？ わざわざ貴方、とか呼ぶのも面倒くさいんで」
「そうですね。えと、自分は中田、です」
「中田さんですね。私は朽葉です。で、視聴者数をかせげ、と」
「お金が貰えるボーナスゲームなら命の危機もないのでは？ 気楽にやりましょうよ」
中田さんがそう言ったところで、ゲームの開始を告げて消えた右のモニターがぱっと輝き、もう一度マーブルが映し出される。
「あ、そうそう、言い忘れましたがゲーム終了時点で視聴者数が『100』を下回っていた場合、即死亡となりますのでヨロシクです」
......なんてことを言い忘れてくれるんだ。言い忘れたんじゃなくて、故意に言わなかったんだろうけど。期待させておいて落とす。性格の悪い人の常套手段。
「これも命がかかるとか困りましたね......こういうものは視聴者のニーズに答えることが必要ですよね......うーん、何をしましょう......？」
「視聴者のニーズ......そうだ！ 脱いでみたらどうでしょう？」
「は？」
名案だ！ とばかりに顔を輝かせて発言した中田に絶対零度の視線を投げつける。
「朽葉さん女子高生ですよね！？ 女子高生の裸体とか絶対皆喜びますよ！」
こいつは今なんて言った？ 口調からして、割とまともな人なのかもしれない、見かけで判断しちゃダメだ、って思いかけたところでこれ？
『おおー！』 『いいね！』 『脱ーげww』
モニターに流れる、同調して煽るコメントに呆れてものも言えない。どうせあれでしょう、画面の向こうにいるのは、下卑た顔をしてパソコンを見つめている童貞キモオタってやつ。
「はぁ...... 揃いも揃ってなんですか、気持ち悪い。時間はまだこーんなにあるんですよ？ 直ぐに答えてやったらつまらないじゃないですか」
後で、です♡ なんて言って妖艶に微笑む。 そういう顔はしたことがないんだけど、上手くできているだろうか。
『言ったな！？』 『脱ぐまで全裸待機』
......ここで死ぬ訳にはいかないし。背に腹は変えられない。
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逢魔 緋華(プロフ) - 甘納豆さん» ありがとうございます！更新は遅いながらも頑張っていきたいと思っていますので、どうか気長に待っていただけたら幸いです。 (2019年7月31日 11時) (
レス) id: 5fd8b5d5b4 (このIDを非表示/違反報告)
甘納豆(プロフ) - リアアカ大好きです！自分のペースで更新頑張ってください！！楽しみに待ってます！！ (2019年7月25日 22時) (レス) id: a4b65807ec (このIDを非表示/違反報告)
廻漆紅華(プロフ) - ネアレ殿さん» そうなんですか！親近感持っていただけて嬉しいです。更新は気長に待っていただけたらと。コメントありがとうございました！ (2017年6月17日 11時) (レス) id: 48c7448fe5 (このIDを非表示/違反報告)
廻漆紅華(プロフ) - ゆづちーさん» レス遅れてすみません。最近あまり更新できていないのが申し訳ないです。気長に待っていただけたらと思います。コメントありがとうございました！ (2017年6月17日 11時) (レス) id: 48c7448fe5 (このIDを非表示/違反報告)
ネアレ殿(プロフ) - 僕の誕生日が実は10月18日なのでなんか親近感湧きます！とてもいい作品ですね...更新頑張って下さい！ (2017年5月28日 15時) (レス) id: 342531051b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：逢魔 緋華 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurenainoh2/
作成日時：2016年1月17日 12時
