北欧喫茶へようこそ!PART２☆ヘタリア

九十杯目、違う結果 ページ42

A「あぁ…ひどい目にあいました…後で日本さんに吹雪の刑ですね。」

アイス「吹雪の刑って…日本の家は今夏だよ?」

A「だから、激しい気温差で風邪をひいてもらうんです!」

アイス「日本はたぶん、それより大変なことがあると思うよ。」

一度にSになる薬とMになる薬を飲ませられて、Aはちょっとイライラ気味。

ちなみに、Aの言っている吹雪の刑っていうのは、ものすごい吹雪を起こすんだけど…。

Aって、ロシアの冬将軍の友達なんだよね。

A「何笑ってるんですかイース君。」


・


仕入れに行った帰り…。

ノル「あんこ、ちょっと話あるんだけども。」

デン「おう!なんだっぺ?」

ノル「ここじゃ話せねえからあっちで。」

俺とあんこは、誰もいねえ廊下に行く。

デン「なんだよーこんな人気のねえところに連れてきｔ(ゴボッ」

俺はあんこの口にあの薬を無理やり押し込んで、ペットボトルの水も一緒に口に…。

ノル「その薬でＭになったら…たよりねえ兄貴だと思われるど?」

自分でもニヤリと笑ってるのがわかる。

今、あんこにのませたのはＭになる薬。

AはＭだから、どんな反応をするか見ものだべ。

デン「ノルひどいっぺよ〜!」

涙目で俺をにらんだような表情をするあんこ。

これがAだったら襲いたくなるけど全く何も思わないのはたぶんあんこの普段の行いが悪いからだべ。


・


夜、仕入れに行っていた兄さんたちが帰ってきました!

なんか兄さんが涙目でこっちを見てるんですけど…。

A「おかえりなさい皆ｓ…兄さん?様子がおかしいですよ…?」

ノル「ほれA。ちっとあんこの相手してやれ。」

アイス「ノーレ、いったい何したの?」

ノル「さぁな。あ、そうだ。今日はスヴェーリエとフィンが帰ってこねえがんな。」

A「そうですか。もうご飯は食べましたので、ノルさんたちの分の準備…」

ノル「俺らのメシはいいから、とりあえずあんこの面倒見てやってくれ。」

デン「Aー…。」

そう言って抱きついてくる兄さん。

まだ私からＳになる薬が抜けてないのか、突き飛ばしたくなるのを必死でこらえる。

と、その時、日本さんの言葉が頭によみがえった。

『日本「そう言えば、Ｍになる薬の方は完成とはいっても、違う結果が出る可能性があるので、気を付けてくださいね!」』

違う結果…?

デン「A!」

これか!

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