北欧喫茶へようこそ!PART２☆ヘタリア

七十二杯目、日本人はリコリス嫌い? ページ24

A「と、言うわけなんです。」

ルク「ふむふむ…わからん。」

オラ「右に同じ。」

七十話に引き続き、僕たちとルク、オランダはAの部屋でのんびりしてます。

A「まぁ、この足じゃあ満足に歩くこともできませんし…。」

ルク「あ、そうだ、ついでにベラルーシのことも聞きたいんだけど…。」

アイス「ベラルーシは…ううん、言わないでおくよ。」

A「そうですね。言わない方がいいと思います。」

ルク「ええー、なんでなん?」

オラ「…大人になるといいたくないこともあるんじゃい。ほれ、帰るぞ。」

ルク「ええ!?」

オラ「ほら。」

ルク「嫌だ〜!」

オラ「ほら、迷惑かけたな。お前の兄ちゃんに言っとけ。明日の決勝、どんだけそっちにハンデがあっても容赦はせんぞ。」

アイス・A「望むところだよ(です!)」

ルク「よっし!じゃあ、また明日!」

A「会場に行ければ…の話ですけどね。」


・


A「アイス君、これ…何とか完成しました。」

アイス「こっちもできたよ。」

僕とAは、明日の決勝のための新作メニューを…

やっと完成させたところなんだ。

デン「おう!これはまた…。」

ノル「俺ららしいな。グミとか…」

フィン「あー!サルミアッキも使ってるんですね!」

A「ほんの少量だけですよ?あとは兄さんの得意なアーモンド
、ほかにもたくさんの果物のジャムとか…。」

アイス「もちろんリコリスもあるけど、これはイチゴ味だからね。」

A「他の国の人たちが食べるとすると、ちょっとサルミアッキって食べにくいものなんですよね。日本の方達とかほとんど食べませんよ?」

う…うそ…知らなかった。

アイス「あとは…まだ僕たちは準備するものがあるから寝ないけど、ダンにノーレ、それとスヴィーもフィンも早く寝なよ?」

A「そうですよ、私たちが準備しますので、明日に備えてくださいよ?」

ノル「俺らはいつから末っ子二人組に言われるようになったんだべ?」

A「末っ子って…」

アイス「僕はAよりおにいちゃんだからね。」

A「でも…アイス君って「お兄ちゃん」っていうキャラじゃないですよね。」

…。

ノル「「お兄ちゃん」って言え。」

ズモモモモモモモ…

アイス「また始まった…。絶対言わないから。」

A「…微笑ましい限りですね。」

明日は…こうはいかないだろうね。

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