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六十三杯目、ペンダント ページ16

A「ふわぁ〜。今日も疲れました〜。」

アイス「本当だよね。」

ノル「早くサウナでも入って寝るのが一番だべ。」

今、僕たち三人で自室に戻るために階段を上ってるんだ。

アイス「っていうか、ノーレ、この間Aに何したの?」

この間の夜の話…。

ノル「何度も言ってるべ、俺は何もしてねえべや。」

アイス「僕、見たからね。Aの首筋の…。」

ノル「ほー。じゃあ、Aは俺のものだって認めろ。」

A「二人とも…どんな話をしてるんですか…。」

呆れ気味でAが言う。

アイス「悪いけど、僕は譲らないから。」

ノル「お?奪い合いするのけ?」

アイス「そっちがその気ならね。」

A「あのー…。」

その時、Aのポケットに入っていたロシアからもらったペンダントが怪しく光った。

ノル「絶対負けねえ。」

そう言ってノーレが伸ばした腕が、Aの前髪をかすめる。

避けようとして後ろに下がるA。

A「あっ…!!」

足を踏み外した!!

アイス・ノル「A!」

グギッ…

階段に響く嫌な音。

A「痛っ…。」

Aが足をひねった…!?

僕たちは二人でAに向かって手を伸ばす。

届かない!!

ノル「トロール!」

だめ!これじゃ間に合わない!

A「きゃぁっ!!」

階下に落ちていくA。

僕は怖くなって目を閉じた。

ノル「くっ…。」

長く思える一瞬の後…、

恐る恐る目を開けた。





デン「大丈夫け?A?」

A「兄さん…っ。」

いやいや…階段の上の方からノルとアイスの口論する声が聞こえたから、なんだべか〜って思って来てみたら…

『A「きゃぁっ!!」』

デン「おう!?」

Aが上から降ってきた!?

なんだっぺこの嬉しい展開!

もちろん受け止めるっぺさ!

A「助かりました…ありがとうございます兄さん…。」

デン「おう!怪我はねえか?」

A「足を…ひねってしまいました。」

デン「一人で…歩けるか?」

A「何とか…頑張れそうです。」

そう言って立ち上がろうとするAだが、すぐに俺によりかかってくる。

デン「ダメだっぺ!」

アイス「A!大丈夫!?」

ノル「すまねえA!」

A「いえいえ…」

デン「A、俺が部屋まで運んでやっかんな!」

俺はAを抱きあげて階段を上り始める。

アイス「…このペンダント…。」

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クレナイ(プロフ) - 黒緋さん» 六回!?マジでありがとうございます! (2012年4月3日 23時) (レス) id: eb1870e139 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ(プロフ) - 黒緋さん» 白い謎の物体…もしかして、「お姫様」の最初らへんだったかな…?白い化け物?違ったら、コメしてください!←覚えてないw (2012年4月3日 23時) (レス) id: eb1870e139 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ(プロフ) - 黒緋さん» マジですか!?ありがとうございます! (2012年4月3日 22時) (レス) id: eb1870e139 (このIDを非表示/違反報告)
黒緋 - 北欧のお姫様から見てますけど、すごく好きです!! (2012年4月3日 17時) (レス) id: d815189754 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ(プロフ) - らむねさん>なぬっ!?ラムネさんはスーサン派なのか…Mになったスーさんってwww (2012年1月14日 23時) (レス) id: 27555e26a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻樹クレナイ

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