検索窓
今日:10 hit、昨日:9 hit、合計:52,869 hit

六十杯目、嫁 ページ13

トクン…トクン…

ん…?

目が覚めると、無防備なAの顔が目の前にあった。

くっついているせいか、心臓の音が大きく感じる。

ノル「ん…?」

そう言えば、俺たち…あの後眠っちまったんだっけ…?

A「うん……?」

おっと、Aが目を覚ましちまうべや。

俺はAを抱きしめて、軽くキスをした。

ノル「眠ってる方がいいか…?」

一瞬、起こして、またあの恥じらった顔を見たいとか思ったけっぢょも…

それはそれでかわいそうだべな。

昨日、赤い『あと』をつけちまったばっかりだしな。

デン「ノールー!もう起きてるっぺか?」

部屋の外であんこが騒ぐ。

うぜえ…。

仕方なく部屋を出ようと、まずはベッドから降り…。

バタン!!

部屋のドアが開く。

どうやってカギ開けたんだべ!?

A「ん…?」

ちょうどその時、Aも起き上がる。

とっさに(なんとなく?)寝ぼけているAを抱きしめる。

デン「…!?」

あんこがものすごく驚いたような顔をする。

デン「ノ…ノル…おめえAと何を…。」

ノル「一緒に寝ただけだけど、なんだべ?」

デン「Aが嫁に行けねくなったらどうすんだべ!?いや、まぁ嫁に出すつもりはねえけども!」

ノル「俺がもらってやっから心配すんでねえ。」

アイス「うるさいよダン…。」

なんとそこにアイスも登場。

アイス「って、ノーレ!?Aと寝たの!?」

まったく…朝からうるせえど?

フィン「おひゃあぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!Aちゃーん!!」

今度はフィンが入ってくるのか…

と思いきや、フィンは家の外から叫んだみたいだべ。

ノル「…朝からうるせえなぁ…。」





フィン「もう、僕びっくりしちゃいましたよ〜。」

フィンが、全員集まったリビングで一通の封筒を出す。

A「喫茶店選手権の本戦の招待状…。」

スー「そういや、すっかり忘れてた…。」

アイス「僕は忘れてはいなかったけど…。」

ノル「で、中にはなんて書いてあるんだべ?」

A「えーと…出場権獲得のお知らせと審査方法と審査場所だけです。」

デン「こっちには何も教えねえ気か…。」

ノル「つまり、ぶっつけ本番の審査か…」

A「だったら、準備することもないですね。」

珍しくAが言った。

デン「へ…?」

A「一発勝負です!」

六十一杯目、え…っ?→←五十九杯目、拘束


ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (54 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
設定タグ:ヘタリア , 北欧 , 夢小説
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

クレナイ(プロフ) - 黒緋さん» 六回!?マジでありがとうございます! (2012年4月3日 23時) (レス) id: eb1870e139 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ(プロフ) - 黒緋さん» 白い謎の物体…もしかして、「お姫様」の最初らへんだったかな…?白い化け物?違ったら、コメしてください!←覚えてないw (2012年4月3日 23時) (レス) id: eb1870e139 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ(プロフ) - 黒緋さん» マジですか!?ありがとうございます! (2012年4月3日 22時) (レス) id: eb1870e139 (このIDを非表示/違反報告)
黒緋 - 北欧のお姫様から見てますけど、すごく好きです!! (2012年4月3日 17時) (レス) id: d815189754 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ(プロフ) - らむねさん>なぬっ!?ラムネさんはスーサン派なのか…Mになったスーさんってwww (2012年1月14日 23時) (レス) id: 27555e26a1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:櫻樹クレナイ

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。