四十二杯目、罪作りな美女。 ページ43
A「あの…フィンさん。頼んでいたことなんですけど…」
フィン「あ、おはようAちゃん!」
僕が店で営業の準備をしていると、Aちゃんがはいって来た。
フィン「頼まれた物の半分は何とか予約できたよ!」
A「本当ですか!?ありがとうございます!」
喜んでニッコリ笑顔になるAちゃん。
可愛い…っ!!///
可愛すぎるっ…!!///
フィン「ただね…僕の家のお花とか、毒が入ってるから…。」
A「そういえばそうですね…。」
僕がAちゃんに何を頼まれたかって?
僕、審査する国の上司さんと、審査員のフランスさんたちの家の花…つまり国花を集めてたんです。
Aちゃん、何か考えてるようで…。
でも、集めるの大変でした。
最初、Aちゃんはターさんに頼もうとしたんですけど、僕が自分で「やりたい」って言い出したんです。
Aちゃんの笑顔が見たかったから…なんですけどね。
デン「おめえら、今日の営業を始めっがら準備すっペ!」
A「はーい!ありがとうございましたフィンさん!私も…新しい料理、考えなきゃですね!」
フィン「うん!一緒にがんばろうね!」
・
ノル「これでどうだべ…?」
僕たち三人は家でナフキン(ランチョンマットっていうの?)の作成に取り掛かってるんだけど…
スー「お。」
アイス「これ…」
ノル「Aのカチューシャと似た模様で、たぶんこんな感じだべ。」
スー「これなら、結構楽に作れるべ…。」
アイス「僕も手伝うから、頑張ろうよスヴィー。」
ノーレが席を立って、ドアの方に歩き出した。
ノル「よし、俺は材料買ってくっがら、ちょっと待ってろ。あと、スヴェーリエは睡眠とった方がいいんでねえのけ?」
そして…ノーレが振り向くのと、スヴィーがソファに沈んだのは同時だった。
スー「…ｚｚｚ…」
アイス「スヴィー…Aのために徹夜したんだってね…。」
ノル「つくづく罪作りな美女だべ。」
アイス「Aに悪意はないけどね。」
僕がそう言うと、ノルは二ヤっと笑って、ドアから出て行った。
アイス「もう…意味わかんない。」
僕はそうつぶやくと、スヴィーに毛布を掛けてから
そろそろ営業を開始する店に向かった。
掃除…しなきゃね。
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす！あと、友希いいすか？ (2011年11月7日 20時) (
レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき＠ - ２４２４してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、ｷｭﾝｷｭﾝしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
ｸﾚﾅｲ - イギリス命様＞一杯目は､アイス君目線で書いているので､｢ダン｣で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので､読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻樹ｸﾚﾅｲ
