四十一杯目、呼んだ? ページ42
朝、僕が目を覚ますとスヴィーがリビングのテーブルの上で頭を抱えていた。
アイス「スヴィー…?何やってんの?」
スー「ん…おはよ。」
アイス「なんでこんなにリビングが紙だらけなの?」
スー「悪い…今片づけっから。」
アイス「目の下クマだらけだし…もしかして徹夜?」
スー「んだ。」
アイス「何やってt……それ、ナフキンのデザイン?」
スー「…Aに頼まれて皿の下に敷くナフキンを作ろうとしてたんだけっぢょも…デザインがきまんねくて。」
アイス「うーん…」
僕もなんとなく頭を抱える。
スー「今まで一人で考えてたんだけっぢょも…」
アイス「一人で!?」
スー「ん…Aに喜んでほしくて…」
そういうことか…
スヴィーもAのことが好きなんだね。
アイス「あのさ…デザインなら、ノーレに頼んだ方がいいと思う。Aのカチューシャをデザインしたの、ノーレだし。」
スー「ノルウェーけ…。確かに、このまま一人で悩むよりもノルウェーに任せた方が安心だべな…。」
ノル「呼んだ?」
いきなりノーレが現れる。
アイス「その登場の仕方やめてよ!誰かを思い出すでしょ!?」
ノル「(^し^)」
スー「ノルウェー…頼みたいことがあるんだけっぢょも…」
…意味わかんない。どうして僕のツッコミがしっかりスルーされるわけ?
いや、ツッコもうと思って突っ込んでるわけじゃないんだけど…。
ノル「ああ、これけ?ふーん……」
じっとスヴィーの書いたデザインを見るノーレ。
ノル「Aから、どんな柄がいいか聞いたのけ?」
A「北欧っぽい柄でお願いします!」
全「!?」
い、いつの間にAが来たの!?
スー「お、おめえいつの間に…。」
A「あら、気づきませんでした?一応先程からキッチンでガタゴトとやってたのですが…。」
ノル「俺、デザインすっからスヴェーリエ作ってやれ。」
スー「それが一番だべな…。」
A「あ、ところでフィンさん知りません?」
スー「ああ、フィンなら店に行ったど。」
A「ありがとうございます!」
急いで店の方に向かうA。
何かあったのかな…?
ノル「ちょっと待ってろ。十分あればデザインできる。」
スー「頼む。」
さーて、僕はフィンのところにでも行ってみようかな…、
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす!あと、友希いいすか? (2011年11月7日 20時) (レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき@ - 2424してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、キュンキュンしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ - イギリス命様>一杯目は、アイス君目線で書いているので、「ダン」で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので、読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻樹クレナイ