三十八杯目、二人でメニューを… ページ39
A「まぁ…セット料理にしても、今までのメニューで勝てるほど甘くはないと思いますし…。」
アイス「そうだね…。」
Aが、自分の部屋からたくさんの料理本を持ってきた。
今、僕とAは二人で新しいメニューの開発中。
二人っきりのこの時間が一番幸せ…///
A「うーん…オーストリアさんにベルギーさん…イタリアさんも強敵ですし…。」
アイス「そこまで勝つことばっかり考えなくてもいいんじゃない?」
A「え…でも…お店の看板がかかってますし…」
アイス「それはダンの言ったことでしょ?A、ちょっと焦りすぎだから。」
うわぁ…エラそうなこと言っちゃったけど、A、傷ついてないかな…?
A「そうですね…あんまりムキになっても仕方ないですもんね。…ありがとうございます。」
Aが…僕に笑顔でお礼っ///
アイス「…意味わかんないっ///」
恥ずかしくなって、後ろを向いた…
A「あ、これおいしそうです…」
僕の気持ちも知らずに、Aがうれしそうな声を上げる。
A「ちょっと大人っぽい感じのケーキですけど…リヒテンシュタインちゃんとかそのほかの方々には別の料理を…」
アイス「確かに、苦いものは好き嫌いが別れるからね。」
A「じゃあ、こっちのタルトは…。」
楽しそうに僕に話しかけてくるA。
その横顔が可愛くて…///
A「イ、イース君!?顔、赤いですけど…!?風邪でも引いてるんじゃないですか!?」
アイス「え、大丈夫だから!気にしないで!」
気が付いたら至近距離でAの顔が…ッ///!!
A「だって…体調悪そうですよっ!」
アイス「心配しすぎだからっ!///」
A「でも…」
アイス「Aは心配しすぎ。僕、Aが思ってるほど子供じゃないから…」
がしっとAの手首をつかんで引き寄せる。
アイス「その気になれば…」
チュッ…と深いキスをして、ソファに押し倒す。
アイス「僕、こういうことだってできるんだよ?」
A「離してっ…ください…///」
アイス「嫌。」
大丈夫だよ。
僕、Aのことは大事にするから、これ以上手は出さないからね…///
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす!あと、友希いいすか? (2011年11月7日 20時) (レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき@ - 2424してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、キュンキュンしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ - イギリス命様>一杯目は、アイス君目線で書いているので、「ダン」で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので、読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻樹クレナイ