三十一杯目、アイスとフィン ページ33
A「わぁ…っ!!」
部屋に入ったとたん、Aが驚きの声を上げた。
アイス「誕生日おめでと、A。」
ノル「おめでとう。A。」
スー「ん…めでてえない…」
フィン「おめでとうございますー!」
デン「このためにおめえのことを遠ざけてたんだっぺ。ゴメンな!A!」
A「ふぇっ…みなさん…」
Aの目が潤む。
A「ありがとうございますっ!!」
・
アイス「と、言うわけでプレゼントをAに…!」
ノル「誰から渡すんだべ?」
デン「俺ッ!」
スー「…皆はそれでいいのけ?」
フィン「そうですねぇ…」
アイス「僕が最初。」
デン「えー!」
ノル「たぶん、自分のプレゼントの中身を考えての順番だべ。」
フィン「じゃあ、二番目は僕ですね。」
スー「だと、三番目は俺だべな…。」
ノル「あんこの前っていうのが気が乗らねえけど、四番目は俺だ。」
デン「えー!俺最後け?」
・
A「あ、あのー…そんなに改まって、どうかなさいましたか?」
アイス「あの…これプレゼント…別に気に入らなかったら捨ててもいいから!」
A「じー…」
アイス「何?」
A「中身何かなーって思って…」
アイス「開けて。」
A「いいんですか!?」
嬉しそうに、丁寧に包装を解くA。
A「これ…!!」
そう、僕がプレゼントしたのは水色のゴスロリ…。
リヒテンシュタインのところで作ったんだ。
アイス「着せてあげようか?」
A「いえ!遠慮します!」
ちょっと残念…
・
フィン「僕、アイス君みたいに手作りのものはできないけど…これ、喜んでもらえたらうれしいです!」
A「まぁ…!」
僕が渡した箱の中には、あの銀色のブーツが入ってます!
結構高かったんですよ?
A「う、受け取れませんよこんな高そうなもの!!」
フィン「大丈夫ですよ!ちょっと風邪気味ですけど…」
A「ひょぇえええ!」
フィン「なんて、冗談です!」
A「もう、ドキッとしちゃったじゃないですか〜!」
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祈り子の夢(プロフ) - めっちゃ、面白いっす!あと、友希いいすか? (2011年11月7日 20時) (レス) id: 3da27dd20e (このIDを非表示/違反報告)
イギリス命(プロフ) - そうでしたか、恐れ入ります すみません後、私には、呼び捨てでタメでいいですよ (2011年9月30日 7時) (携帯から) (レス) id: 0ab2d64ee3 (このIDを非表示/違反報告)
しざき@ - 2424してしまい他の人にドン引きされた… (2011年8月27日 20時) (レス) id: 2921c5471f (このIDを非表示/違反報告)
あくあ☆ - 初めまして、小説すっごく面白かったです! 個人的に北欧好きなので、キュンキュンしました☆←これからも執筆頑張ってください、心から応援しています! (2011年8月25日 1時) (レス) id: 9ec06f2105 (このIDを非表示/違反報告)
クレナイ - イギリス命様>一杯目は、アイス君目線で書いているので、「ダン」で大丈夫なんです〜!キャラ表記とナレーション的文章は一応別にしてあるので、読みづらかったらすいません!! (2011年8月2日 0時) (携帯から) (レス) id: efac0a9753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻樹クレナイ