北欧喫茶へようこそ!☆ヘタリア

二十四杯目、ズコー ページ26

A「まったく…」

デン「A♪」

A「あら?どうかなさいましたお兄様?」

冷てぇ目線…

しかも「お兄様」って…

デン「なぁ〜なしてそんなに怒ってるんだっぺ?」

A「兄様たちが私のことを遠ざけようとするからですっ!地味に傷つきました!」

デン「あー…。」

A「酷いですよっ!理由があったとしても…」

デン「悪ぃ!理由があって…」

A「べーっ!」

ああ、「あっかんべー」ってされた…。

めんげっ!!///

A「理由、聞きたくないです!これでも食べててくださいっ!」

もごっ!

突然、アップルパイを口に押し込まれ…///

A「みなさん、夕食を食べに行ったみたいですけど、兄さんは?」

アップルパイを口に押し込まれて話せるはずねえ…

デン「もごもご…」

A「…。」

じー…。

デン「ケホっ、ケホッ!!」

A「だ、大丈夫ですか!?」

デン「うめえ!!やっぱおめえは最高だっぺ!」

A「いきなりなんですか…今日はみなさんおかしいです!」

顔を赤くして後ろを向くA。

デン「そういうところもめんげえ…」

後ろからAに抱きついた…。


・


ノル「あんこ、その頭のコブどうした?」

デン「フライパンでAに殴られた…」

アイス「ご愁傷様。」

フィン「Aちゃんって強いんですね…。」

スー「さすが…」

A「あ、あれはただの防衛本能です!」

デン「ところでA、ちょっと頼みごとが…」

A「またですか?私のこと遠ざけるためだったらお断りです!」

デン「そーでねくて…俺たち、今ちょっとしたイベントに向けて準備してるんだけど、そのイベントが女子っぽいのな、そんでAに意見を…」

A「女子っぽいって…女装でもするんですか…?」

絶対嫌だ。

ここまでこの長ったらしい話を読んでくれた人ならわかると思うけど、誕生日のための質問だからね。

デン「Aだったら、女の子に一番大事な見た目の要素ってなんだべ?」

A「見た目…?見た目…。…見た目に大事なものってあるんですか!?」

逆に質問しちゃだめだよね。

デン「ズコー」

ノル「あんこ、今の時代、そのボケ知ってる奴いるのけ?」

デン「作者が知ってるんだから、心配ねーべ!」

多分みんな知らないと思うよ。

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