転生少女の運命【文スト×ヒロアカ】 (ページ4)

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1。雄英高校ページ4

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今日は雄英高校入学式。

進学する予定だった俺だけど、半年ほど入院してたから単位が足りなくて留年だ。

それと言うのも、半年前の職場体験の時にド派手な交戦に巻き込まれたのだ。
そのヴィランの個性が、一定期間の人の思考を止めるもので…運悪く俺はそれにかかり眠りについたとさ。

今はヴィランも捕まっているが、そのあいだの2ヶ月ほど俺は昏睡状態になっていた。
それからまぁ何とか目が覚めて、治療しつつリハビリ。

自主勉強は進めてたけど、なにせ実践がからっきし。衰えまくった。

そこで、校長先生から話があった。
職場体験中の事故という事もあり学校としてもそれなりの対処が必要だそうで、

〝爆豪さんが良ければ、留年になるけど…特別試験をもう受けてみないかい？この試験は学力をメインに、戦闘力も見るからね！コチラとしては合理的な話なんだよ〟

それを聞いた俺の返事はひとつだけ。もちろん受けると答えた。
せっかくヒーロー科1-Aに所属することが出来たのにそれを〝ココまで〟にするのは嫌だからな。

そんでまぁ俺は特別試験を受けた。
複数のロボットと俺のガチンコバトル。
…と言っても、ただ時間内にどれだけのロボを壊せるかを試される試験だったけど。

時間内に、と言っても俺は個性を使いすぎると副作用が出るから上手いこと調整しないといけなくて大変だった。

最後の方はバテてしまってほとんど記憶が無かったりするんだよなー。
この試験を見ていた先生方には、もっと調節が必要ね！と言われてしまった。ご最も。

でも、校長先生は
「暫く実技的な活動をしてなかったにしては素晴らしい動きだった！やはりキミは才能を持っているんだね！」
と言ってくれた。

…ちょっと嬉しかったのは秘密だ。