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茜に染まるまで ページ15
そんなこんなで騒がしい昼も終わり、午後の授業も適当に流した
跡ｂ、じゃなかった景吾は部活も見て行けと言ったので
その辺の青塗りの長椅子に座りながら、人間のお遊びを見ていた
あんなの網で球を打つだけの遊びじゃねえか。
何が面白いんだか、人間のことはやっぱり良く分からねえな
ほら、あんなに苦しそうに息をしてるし皆疲れ切ってるじゃねえか
無駄な体力の消耗をして、そこまでこのテニスとやらをやる意味はどこにあるんだよ
そんな風に考え事をしていると
跡「A!お前もやってみろ!」
貴「は?」
いきなり何を言い出すんだ
貴「俺は無駄な体力の消耗は避けたいんでお断りするぜ」
跡「そうか。面白いのに残念だな」
本当に心底残念そうな顔をして言っている景吾を見て、何故か罪悪感がわいた
だが、やはりやる気にはなれずそのまま景吾たちのボール遊びを空が茜に染まるまで見続けた
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
短くてすいません(泣)
続く
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作者名：青ノ輝石 | 作成日時：2014年10月18日 14時
