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ツェッドさんが投げた三叉槍は炎を纏いながら
ものすごい早さで人質に突っ込んでいった。
当たる、と誰もが思った瞬間
人質に刺さる直前で槍が90度進行が変わり隣の建物に突っ込んだ。
「!?」
「おいおい、まじか。どうすんだよ番頭」
「____少年、見えたか?」
「は、はい」
「?何がですか?」
槍は刺さる直前、急に向きを変えた。
何故変わったのか回りは全くわからず、あのマッチョ異界人がやったことだと思っていた。
あのマッチョ異界人は何が起きたのか全くわかってないようだけど。
僕の眼だけは何が起きたかしっかり見えていた。
「刺さる直前、槍の向きを変えたのはあの人質です」
「はぁ!? んなこと出来るわけねーだろ! とうとう眼まで腐ったか」
「違うわ! 本当にあの人質が変えたんだよ。拘束されてるなか腕だけ出して槍を払ったんです。そしたら槍が向きを変えて向こうに突っ込みました」
「素手で払ったって事ですか?そんなまさか..」
「そのまさかだ」
混乱している僕たちとは違いスティーブンさんとクラウスさんは
わかっているように頷いた。
「な? 大丈夫って言っただろう?」
「うむ。流石だ。」
「えぇ? どういう意味ですか?」
「まぁ見ててごらんて」
言われるがまま人質のほうを見た。
すると先程まで気絶してたと思われる人質は拘束から腕だけ出して大きな欠伸をしていた。
長い髪のせいで顔は見えないが此方に顔を向けると
気付いたような素振りをした。
するとどうやったのか一瞬で拘束を脱け出して此方に歩いてきた。
あのマッチョ異界人はまたもや何が起きたかわからない、という顔をしている。
人質は此方に歩きながら、手を振り
スティーブンさんとクラウスさんの元まで来た。
「やぁ、ミスタ。久しぶりだね。」
「久しぶりだな。A。食事はきちんと取っているのか?」
「心配症だなぁ、ミスタ。まぁまぁ取っているよ」
「おいおい、僕は無視かい?」
「あぁ、いたのか。スカーフェイス。どうせ俺に攻撃しろと言ったのは貴方でしょう?」
「怒ってるのか? 悪かったよ。だからスカーフェイスは止してくれ」
近付いてきた人質と仲良さげに話す二人。
知り合いなのか?
て言うか今、Aって..
「というか君、髪凄い事になってるぞ。」
「あぁ、髪紐が切れてしまったようでね。」
そう言うと人質は顔にかかった髪をかき上げた。
露になった顔はとても綺麗な顔をしていて、
「____兄、さん?」
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匿名希望 - こちらこそ、ありがとうございました(*´-`) (2018年1月13日 23時) (
レス) id: ce39d9044a (このIDを非表示/違反報告)
ルート√0(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございました! (2018年1月13日 23時) (レス) id: b17e63cd1b (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 長々とチャットみたいになってしまい、スミマセン。そろそろROM専に戻ります。 (2018年1月13日 23時) (レス) id: ce39d9044a (このIDを非表示/違反報告)
ルート√0(プロフ) - 匿名希望さん» 本当ですか!?奇遇ですねぇ。更新はあまり出来ませんが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!! (2018年1月13日 23時) (レス) id: b17e63cd1b (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 私も受験生です！奇遇ですね← (2018年1月13日 23時) (レス) id: ce39d9044a (このIDを非表示/違反報告)
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