11 ページ13
「うん。面倒臭いから何時もはミスタ･クラウスか、スティーブンの家に泊まってる」
「えぇ!!? す、すみません兄が!」
俺がミスタ･クラウスやスティーブンの家に泊まってると知ると
高速で謝り出したレオ。
いや俺も悪いと思って最初は断ってたんだけど
外で寝るのは危ないって。
じゃあ部屋借りればいいじゃないかって?
だって借りた部屋は必ずって言ってもいい程
消えるか、潰されるか、変な事に巻き込まれるんだもの。
面倒臭くない?ってことでやめた。
「いや、いいんだ。あんまり人が来ないものだから楽しいよ」
「うむ。とても可愛らしく癒される」
「え..。クラウスさんって」
レオが何か言いかけてスティーブンに口を塞がれる
どうしたスティーブン。
というか、
「ミスタ･クラウス。俺もう成人だし男だから可愛いって言うのは有り得ないかと....」
「そうか?私は可愛いと思うのだが。それとA。そのミスタ、と言うのは止めてくれないか?」
「どういう?」
「その、私もスティーブンみたく名前、が良いのだ」
突然ミスタ･クラウスが言ってきた。
しかも少し頬を赤らめて恥ずかしそうに。
いや乙女か。
でもずっとミスタ･クラウスだったから恥ずかしいなぁ。
んまあでも、ミスタがそれで良いなら
「えぇっと、名前、ですよね?」
「う、うむ。」
「く、クラウチュｯ、うぐっ、クラウス、」
__
うあああぁぁぁ、噛んだー!
待って恥ずかしい
すっごい恥ずかしい
噛んで間違えた部分をこの3人に聞かれたのがもう終わってる
絶対今顔真っ赤だよー..
「っ!!」
ミスタ･クラウスもといクラウスを見ると
何かに耐えるように歯を食い縛っていた。
ええええ、何かすいません!気持ち悪かったですよね!?
良い年した奴噛むところとかもう吐き気催しますよね!?
「え、あの、何かすいません。気持ち悪いですよね、大丈夫ですか?」
あまりにも苦しそうだったから近付こうとした手で制された。
「いや、大丈夫。その、今はあまり近づかないでくれるか?すまない」
「え、あはい」
そんなに酷かったか
少しショックを受けていると
こちらも何かに耐えるように顔を押さえているスティーブンが
「大丈夫だよ。青年を拒否してる訳じゃあない。そうだろ?クラウス?」
ばっとクラウスさんを見ると凄い勢いで頭を振っていた。
そーっと近付いてくると頭を撫でられた。
クラウスの顔は髪と同じ真っ赤だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
匿名希望 - こちらこそ、ありがとうございました(*´-`) (2018年1月13日 23時) (
レス) id: ce39d9044a (このIDを非表示/違反報告)
ルート√0(プロフ) - 匿名希望さん» ありがとうございました! (2018年1月13日 23時) (レス) id: b17e63cd1b (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 長々とチャットみたいになってしまい、スミマセン。そろそろROM専に戻ります。 (2018年1月13日 23時) (レス) id: ce39d9044a (このIDを非表示/違反報告)
ルート√0(プロフ) - 匿名希望さん» 本当ですか!?奇遇ですねぇ。更新はあまり出来ませんが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします!! (2018年1月13日 23時) (レス) id: b17e63cd1b (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 私も受験生です！奇遇ですね← (2018年1月13日 23時) (レス) id: ce39d9044a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
