325、神の目 ページ29
みんなが地雷を恐れて攻めきれない中、アフロディがボールを奪い敵陣の前まで。
「僕の神の目は、すでに真実を捉えている」
そう言い放って、「ヘブンズタイム」を発動。性懲りもなく…と鼻で笑うバハート。
だがアフロディが指を鳴らした時、フィールドに風が強く吹いた。
そこには小さな竜巻がいくつも現れて見えた。
「あれこそが、地雷の正体さ」
互いに走って風を起こしてできた竜巻だという。
「だから僕は「ヘブンズタイム」で土煙を巻き起こし、竜巻の存在を暴かせてもらったのさ」
「でもどうやって気づいたんですか？」
「Aさんがやられた時、体が地面に着く前に爆発が起きていた」
一星の問いには野坂が答えた。
「僕たちは「地雷原」という名前から、地中にばかり気を取られていた。しかし本当の戦場はもっと立体的に組み上げられていたんだ」
「どんな姑息な手段にも、僕たちは決して負けはしない！」
アフロディが敵陣に蹴り込んだボールは、次々に竜巻を破壊していく。
野坂や明日人、一星により全ての地雷が消えた。
「アフロディさん！」明日人からアフロディへボールが渡る。
「ゴッドノウズ・インパクト！」
2ー1と、イナズマジャパンが逆転に成功した。
『ゴール！決めましたアフロディ！日本逆転です！』
そこで、前半終了の笛が鳴った。
地雷さえなければこっちのものだと、みんな安心しきっている。
「みんな、まだ油断するな」
円堂の言う通り、あれで終わるとは思えない。
後半が開始すると、タツヤが両側から囲まれ、何もないところで転んでしまう。
「基山君…！？」
反応して思わず体を動かしてしまい、体に痛みが走る。
今度はワイヤーを使って転ばせたらしい。
コブラが「カロネード砲」を打つ。
岩戸のザ・ウォールでも止められず、「ダイヤモンドハンド」に委ねられた。
だが円堂の腕にもワイヤーが絡みつき、身動きが取れなくなった。
これで2ー2と、追いつかれてしまった。
この状況を打開するべく、野坂がアフロディの元へ歩み寄り、聞いた。
「あの技は完成していますね？」と。
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紅葉(プロフ) - 夜空さん» コメントありがとうございます！楽しみにしていただいてとても嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2019年9月29日 11時) (
レス) id: bcd97f376b (このIDを非表示/違反報告)
夜空 - とても面白くて新しい更新を楽しみにしてます！タツヤの恋も応援したい！ヒロトの恋も応援したい！どうなるの〜汗 (2019年9月29日 2時) (レス) id: d246f2b775 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ドルチェさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！これからも更新頑張ります！！ (2019年9月23日 12時) (レス) id: bcd97f376b (このIDを非表示/違反報告)
ドルチェ - 紅葉さん,いつも楽しみにしてます！これからも拝読させて頂きます！頑張ってください！ (2019年9月23日 12時) (レス) id: 697128a6e4 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - ルナさん» コメントありがとうございます！アツヤの登場でさまざまな人間関係が大きく変わっていく、ということをテーマに書いていく予定ですので、楽しんでいただけると幸いです。これからも頑張ります！ (2019年9月14日 8時) (レス) id: bcd97f376b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2019年9月8日 22時
