168、警戒 ページ20
灰崎「…お前自覚なかったのかよ」
貴女「あ⁉」
ほとんどの者がAがバカだと言われてもおかしくないと思っていたらしい。
万作「…バカは対処のしようがないから厄介だな…」
貴女「ちょ…」
野坂「なるほど、バカほど相手にとって利用価値があるということですね」
趙金雲「その通りです」
貴女「さ…さっきから聞いてれば…」
言いたい放題言われ、怒りで拳を震わせる。
自覚無いわけじゃないけどさ！んなこと言われて怒らない人なんていないよなぁ⁉
一星「…バカだからかどうかはともかく…A先輩が奴らに狙われているのは間違いないです」
全員一斉に一星の方を向いた。
一星「…実は…オリオンのある人物から言われていました」
貴女「な、何て…？」
一星「「奇跡の天使」の名を持つ者を見張っておけ」と…」
貴女「……」
衝撃の事実に、Aはめまいがした。
一星「…すみません…先輩が不安になるようなことは言いたくなかったんですけど…」
貴女「…いや、話してくれてありがとう」
一星君は私の為を思ってくれたんだから、謝らなくていいのに。
…けど…
私完全に狙われとんな‼
やっぱ「奇跡の天使」が悪目立ちしちゃってない⁉
明らかに向こうも私を警戒してるよね⁉
異名だけで人の危険度を判断するのはやめてー‼
狙われてる疑惑が確信に変わり動揺していると、野坂が呟いた。
野坂「…護衛もまだ続けることになりそうだね」
西蔭「…はい」
貴女「…！」
周りはAを守りたいという者達でいっぱいだ。
それはAにとって嬉しいようで、辛かった。
自分ばかり、みんなに助けられてばかりで…
貴女「……ありがとう。でもちゃんと気をつけるし、大丈夫だよ！」
風丸「…お前の言う「大丈夫」にあまり期待できない自分がいるな」
風丸が苦笑いでそう言えば、周りの者たちも静かに頷いた。
貴女「ええ⁉何みんなして！」
風丸「…お前はボーっとしてるからな」
貴女「な…」
みんなにどんだけ心配かけてんのさ私…
貴女「…でも前に監督は「警戒していれば大丈夫」って…」
趙金雲「あれは言葉のアヤというやつですよ」
貴女「…そんな…」
…これでも、守ってもらってばかりじゃダメだと思ってるのに…。
そこへ、つくしと杏奈が大量のタキシードを押してやってきた。
大谷「みなさん！すぐこちらに着替えてください！」
杏奈「これから、世界サッカー協会が用意して下さった壮行会に向かいます」
貴女「…壮行会？」
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アンリ - あの、すみませんが118のところリバ表ではなく下馬評だとおもうのですが…もし合ってたらすみません (2020年5月14日 7時) (
レス) id: 57294cbbcb (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 黒蛇さん» コメントありがとうございます！私もクラリオ好きなのでそうおっしゃっていただき、とても嬉しいです…！！クラリオとの絡みはこれからも入れていく予定なので楽しんでいただけると嬉しいです！これからも頑張ります！ (2019年8月2日 14時) (レス) id: bcd97f376b (このIDを非表示/違反報告)
黒蛇(プロフ) - クラリオ好きなので、クラリオとの絡みがとても嬉しくて！！いつも拝見させていただいてます！面白くてキュンとして！！大好きな作品です！！これからも応援します！！ (2019年8月2日 14時) (レス) id: cc9de3dd63 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - まりもさん» コメントありがとうございます！氷浦くん可愛いですよね！好きな子ができた氷浦くんも最高に可愛い反応を見せてくれそうだなあと思っています！ (2019年7月20日 18時) (レス) id: bcd97f376b (このIDを非表示/違反報告)
まりも - ああぁああぁ氷浦くん……！！！かわいい！！！ (2019年7月20日 15時) (レス) id: 09f5487487 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉 | 作成日時：2019年7月20日 13時
