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紫原と開花させたこと ページ7

紫原「あれま…みねちんも負けちゃったか〜。」

『まぁ、私も才能、開花させたしね。』

紫原「開花“させた”っていう表現なんだね。」

『そうだね。』

紫原「さーてと…いくらAさんでも容赦しないですよ。」

『私だからこそじゃないの?』

紫原「確かに…そーっすね」

『さき貰っていい?』

紫原「えぇ。」

赤司「それでは…スタート!!」

紫原と一気に距離を縮める。

そして飛ぶ。

案の定、紫原も飛ぶ。

圧倒的に紫原のブロックは高い。

決して私が低いわけじゃない。

ダンクシュートできる高さなはずなのにブロックのせいで無理。

なら…右側から入れようとした瞬間



紫原の大きな手が妨害してきた。



紫原「なんか…読みやすくなってない?」

『それは挑発?』

紫原「いえ…ホントじゃないですか」

『まーね。』

一旦地面に足が着く



と同時にボールを奪われる



『ありがとさん』



紫原は反対側にドリブルをしながら走る



私はまるで空気のように存在を消す



そして紫原がシュートしようとした瞬間にブロックの完成を持ってくる



紫原「チッ…どこから湧いてきた。」


『さーね?』


ボールをヒョイッと奪った瞬間


体制が崩れた。


『ふふっ』


少し口角が上がる。


そして真反対のコートのゴールにボールを投げた。


赤司「勝者、Aさん!」


『いえーい…』


紫原「Aさん…楽しかったです。飴、どうぞ」

そう言って飴が5個渡される。

『ありがとう〜。はい、どうぞ!』

そして私はまいう棒を渡す。

紫原「いいの?」

『うん…私食べないしね。でもまぁ最初のブロックめっちゃ嫌!あれ何回もやられると精神に来る…』

紫原「めっちゃ言うじゃないですか。」

『しゃーなし』

紫原「えぇー…」

『まぁ、ちゃんと練習してね』

紫原「はーいŧ‹”ŧ‹”」

赤司「そういえばAさんってなんの才能何ですか?」

『うーん。私はね、瞬発力とそれを使える身体、かな?』

赤司「ほう…具体的には?」

『うーん…ブロックされた時、正直左手に持ち替えて頭のど真ん中ぬこうかと思ったけどやんなかったって感じ。』

赤司「どうしてやんなかった」

『うーん…流石に読まれる気がした。』

赤司「そうなんですか…自由気ままですねぇ」

『そりゃどーも。そろそろ帰んなきゃね〜。今頃修羅場なんだろうな〜。』

黒子「呑気でいいですね」

『まぁ、自分事で起こしてるんだけどねキラッ☆』

黒子「キラッ☆じゃないですよ。」

これこそThe修羅場→←微かに笑ってたんだって。



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イナズアレオリ - もゆゆさん,キセキメンバーに黄瀬君と緑間君がいません!これでもキセキメンバー全員集合じゃあいですよね? (2020年6月10日 13時) (レス) id: 2e62a84241 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もゆゆ | 作成日時:2020年5月20日 12時

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