合宿と黒須ティーチャー ページ17
『お疲れ様。かっこよかったよ。』
そう言うと少し照れて目を逸らされた。
｢あっせや。
監督が呼んどったで。多分合宿についてやろうから今行ってきいや。｣
そう言いながら体育館の方を指す。
『りょーかい。いってきます。』
｢正門で待っとるなぁ。｣
バイバイっと手を振り返してくれる。
靴をパパっと脱いで体育館の方に行く。
『こんばんわ。』
いつも北がお世話になってますと言い黒須先生の方に行く。
｢おん。今回は臨時マネの件引き受けてくれてありがとうな。｣
こっちからもお礼言うわと言いながらプリントを渡される。
｢ほなまた改めてやけど今回白崎にはマネージャーをやってもらおう思っとるんやけど……｣
とバツが悪そうにしている。
『あー。多分ですけど選手のサポートっていうより料理とかに回るって事ですかね。』
｢せやな。
悪いけどお願いするわ。今回参加してくれる高校は既存のマネージャーやったり中学の時やっとった子もおるらしいからそっちに回って欲しい。｣
私自身マネージャーの経験はしておらず知識不足なのは分かる。
かと言ってマネージャーやってた人だと部員目当て。
その結果がこれか。
『了解です。これって1人ですか？』
「あー。もう1人来るかもしれんが多分1人やと思う。」
すまんなと手を合わせ謝罪している。
何でも、マネージャーは各校から1〜2人らしいんだけど8人来るらしい。
それで私は戦力外だから7にん。
そして6高校来るから一高校1マネとして1人余る。
その人が洗濯やその他もろもろやる予定らしい。
『大丈夫です。
この合宿所昔住んでたとこの近くなので土地勘もありますし。』
料理は好きでするのでと付け加えるとほーか。ありがとうなぁと言われて合宿について色々教えて貰った。
｢〜って感じやな。｣
｢白崎は要領ええから大丈夫やろ｣
『そう言って貰えると嬉しいです。』
では失礼しましたと靴を履いて正門に直行する。
『北〜！』
｢ん。お疲れ様や。｣
『って。え？』
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←アカギツネとNO.1セッターとあずみん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もゆゆ x他1人 | 作成日時：2021年8月15日 16時
