好きだよ。北。【稲荷崎】 (ページ12)

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宮くんたちぃぃぃぃページ12

治side

『銀髪の宮くん。』

そう呼ばれるのは初めてかもなぁ。

｢治や。よろしゅう。｣

そーいや初めてまじまじと顔を見た気ぃするわ。

なんちゅーんやろ。胡散臭そうや。

『よろしく。北から聞いたけどなんでもご飯が好きだとか』

｢そうなんすよ！メシならなんでも。｣

こりゃ情報が早いなぁ。飯は正義や！

この人は飯を作るんやろか？

『んじゃいっぱい食べておくれ』

｢楽しみやぁ。会長さん！美味しぃのまっとるで｣

実際どんなもんなんやろなぁ。
美味しいとええわぁ。

『勿論。』

侑side

『金髪の宮くん。はー高校Ｎｏ．1セッター？』

｢そうっす。｣

最後は俺や。
北さんに彼女がおるなんて初めて知ったわ。これは北さんの弱点！？

なーんて思っとると

『おぉー。かっこよ。私の時は及川が中学ナンバーワンセッターで止まってるからなぁ。』

おぉ！
まさかバレーのことが出て来るとは思っとらんかった。

｢バレーやっとったんすか？｣

うーん。と考えてる。

『ゆるエンジョイ勢だけどね。

でも、チームとしては強かったよ。』

困り顔。でも少し挑戦的な笑みであった。

｢！そうなんすか。｣

『頑張って人集めて今度やって見る？中学止まりだけど笑』

｢絶対負けません。｣

負けるわけないやん。
でもどんなプレーするか楽しみや！

『笑たぶん、私のとこにいるスパイカーとセッターは喜ぶよ。

そんときはよろしくね。』

少し嬉しそうだった。